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もうすぐ春の統一地方選挙です。

選挙といえばポスター、立候補者の方々の様々なポスターが街中に貼り出されます。今回はそんなポスターをテーマにどういう配色が良いのか考えてみたいと思います。

配色の前に選挙で重要な事とはなにかを考えてみる

選挙で重要なことそれは「選挙期間以外にどれだけ活動をしているか」だそうです。

総務省 インターネット選挙運動解禁に関する調査報告書

上記の調査報告書によると有権者は選挙期間で投票先を決めているのではなく、日頃からの運動を見て投票先を決めているようです。

インターネットを使った選挙が解禁された現在において、選挙期間以外でどれだけ活動を行い、その選挙活動をインターネット上で発信し、残していくということです。そのような活動を実施することで、選挙期間中の運動に加えて、多くの実績がストックされたホームページが最終的な有権者の投票先を決定する時の後押しとなるのです。

有権者はいつ投票先を決定するのか?

勝つ選挙.com様の調査によると、有権者が投票先を決定するタイミングは以下のようなグラフとなるようです。

投票先を決めるのは選挙前、立候補者が揃った時

黄色の枠線で囲んでいる要素で全体の約70%~80%を占めており、この結果を見ると、

選挙は選挙期間中の活動で決まるというものではなく、公示日に当落はほぼ確定している

ということになります。

今回注目すべきは「候補者が出揃った時」という点です。これはポスターが出揃った時とも言えます。

ということはポスターは投票先を決定付ける重要な要素となる可能性が高い

選挙用ポスターというと原色系が多く用いられているようです。これは目立つという目的を達成するためです。選挙ポスターの色がどれだけ印象を変えるものなのかというのを見て行きたいと思います。

弊社の代表でポスターを作ってみました。

色によって印象が変わるポスター

色によってずいぶんと印象が変わることが分かると思います。

過去記事「あなたの好きな色は?青や水色は好きな人が多くて、嫌いな人が少ない色のようです

上記記事でも取り上げたように男女問わず好きな色は「青」「水色」です。その次に、オレンジ、赤、緑が続きます。紫、ピンク、グレーなどは好き嫌いがハッキリと別れる色ということがアンケートから分かっています。

弊社代表のポスターにおいても、赤、オレンジ、緑、青、水色はどれも良く見えますが、紫、ピンク、グレーに関しては微妙な印象を抱かせてしまう可能性があります。

文字の配置やサイズを変えてみるとさらに印象が変わる

次に文字の配置、サイズを変えるとどのように変わるかを見て行きたいと思います。個人的には青のポスターが好きなので、青のポスターで実験してみます。

文字の大きさでも印象が変わるポスター

文字の配置とサイズを変えてみました。これだけでも印象が大きく変わりますね。個人的には左から3番目の「唐澤しょうぞう」が最も良いのではないかと思います。

グラデーションを付けるとどうなるか?

選挙のポスターは単色塗りが多いようですが、グラデーションを付けてみました。上から、左から、左上からの斜めでかけてみました。

グラデーションを付けると爽やかな感じに

グラデーションを付けるとフラッシュな感じが加わりました。

青一色でベタで塗るよりもグラデーションを付けたほうが新鮮な印象を与えるのではないでしょうか?ベタ塗りよりもグラデーションがかかっているほうが好印象です。

写真によって適切な色は異なりますのでいろいろな色で作ってみましょう

今回、擬似的にポスターを作ってみましたが、どの色が最適なのかは写真との相性にも大きく左右されます。写真と合っている色を見つけ、その上で文字のサイズ、配置、そして単色なのかグラデーションなのかを様々なパターンで作っていくと「これだ!」というものに出会えると思います。

選挙ポスターはシンプルに「誠実」「真面目」「正直」「信頼」などの印象を与えることが望ましいとされています。キャッチも一言だけにし、一瞬で覚えてしまうインパクトを作ることをオススメします。

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