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補助金の種類がたくさんあって全然わからない!IT導入補助金の申請はこんな人にオススメ!
2020年5月11日(火)からIT導入補助金の申請が開始されました。
補助金、助成金、給付金、言い方はいろいろあって、メディアなどで連日放送されているので、気になっている方は多いと思われます。
しかし、いざ調べてみると
そもそも自分は申請ができるのか?
他の補助金とどう違うのか?
全然わからん!
という人は多いのではないでしょうか。
今回のブログでは中小企業生産性革命推進事業の補助金の一つである
IT導入補助金
について紹介します。
※補助金の情報は更新される場合がありますので、最新の情報は以下のホームページで確認をするようにお願いします。
中小企業の生産性革命を応援します! 中小企業生産性革命推進事業
今回のブログの見出しはコチラです!
ずばり、このような方が「IT導入補助金」の申請にオススメ!
- パソコンを使って、インターネットの検索やメールなど一通りの操作ができる
- 導入を検討しているITツール(機器やシステム)を提供している業者が「IT支援事業者に登録されている」
上記のような事業者(大企業を除く)はIT導入補助金を利用して、目的のITツールを導入することができる可能性があります。
※補助金なので審査があります。
なぜ上記の方にIT導入補助金の申請がオススメなのかを詳しく書いていきたいと思います。
パソコンを使って、インターネットの検索やメールなど一通りの操作ができる
IT導入補助金はオンライン申請です。
IT導入補助金を申請するためには「gBizIDの取得」であったり、「セキュリティアクションの取得」といったことをオンラインで行わなければなりません。
そのため、パソコンがあり、インターネットが問題なく使用できる必要があります。
gBizIDとは
経済産業省及び中小企業庁では、複数の行政サービスを1つのアカウントにより利用することのできる認証システム
※IT導入補助金の交付申請手引きより参照
セキュリティアクションとは
中小企業自らが情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度です。
※セキュリティアクションのホームページより参照
スマートフォンやタブレットでの申請は?
スマートフォンなどでも申請は可能ですが、ファイルの添付や文字の入力などもありますのでパソコンのほうが操作しやすくなります。
IT導入補助金の他にも「小規模事業者持続化補助金」や「ものづくり補助金」があります。
これらの申請も以前は紙ベースの申請でしたが、オンライン申請に移行しています。(※持続化は郵送申請も対応)
導入を検討している機器やシステムを提供している業者が「IT支援事業者に登録されている」方
提供する業者が「IT支援事業者であるかどうか」というところがポイントです。
とあるお弁当やさんが今回の新型コロナウィルスの影響を受け、「補助金を活用してA社のECサイトを導入したい」という設定で説明いたします。
IT導入補助金を活用することのできるのは、同じA社でも…
IT導入支援事業者に登録されている事業者でなければ申請できません。
このようなシステムになることで補助金を受ける補助事業者には以下の大きなメリットが2つあります。
・IT導入支援事業者のサポートを受けながら、補助金の申請が可能
・補助金の対象となる機器やシステムがわかりやすい
詳細を下記に記載します。
IT導入支援事業者のサポートを受けながら、補助金の申請をすることが可能
中小企業生産性革命推進事業が提供している「持続化補助金・ものづくり補助金」と申請の流れを比較してみます。
「持続化補助金」と「ものづくり補助金」は基本的には事業者一人で申請書の作成から申請まで行います。
※商工会議所や産業振興財団などでフォローを受けながら申請をする事業者もいます。
一方、「IT導入補助金」はIT導入支援事業者が申請からITツールの導入、導入後の報告までサポートします。
事業者は補助金を活用して、ITツールを導入することができ、支援事業者は自社商品の売上につなげることができます。
言えばWin-Winの関係という感じですね。
そのためIT導入支援事業者のサポートは手厚く、「初めて補助金を申請する」といった方でも補助金の申請を安心して行う事ができると思います。
採択されなければ「IT支援事業者」になることはできない
先程からでてくる「IT導入支援事業者」ですが、誰でもなれるわけではありません。
- 「ITツールを提供している会社はどういった企業なのか」
- 「提供するITツールがどのような効果をもたらすのか」
- 「販売実績はあるのか」
などIT導入補助金のツールとして申請の対象となる商品かどうかの審査を受けます。
審査を受け、採択されることでIT導入支援事業者となります。
まとめますと
- 導入したい機器やシステムなどが決まっている
- それらを取り扱っている業者がIT導入支援事業者に登録されている
に該当する方はIT導入補助金を申請することができます。
IT導入支援事業者に「IT導入補助金の支援を受けながら御社の商品の導入を検討しています。」ということで相談をすると対応してくれます。
まとめ
IT導入補助金の申請はIT導入支援事業者が申請の鍵になります。
ちなみに弊社はCADシステムのIT導入支援事業者として、登録されています。
もし建設業などに携わっており、CADシステムの導入を検討している方がいましたら、お問い合わせください。
IT導入補助金の申請期日ですが、細かく設定されています。
2020年6月12日(金)17:00まで
2020年6月26日(金)17:00まで
2020年7月10日(金)17:00まで
となっています。
申請を考えている人はお早めにお問い合わせください。