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lillustratorでオンラインプリント等の印刷会社に入稿するまでの7つの手順と注意点
チラシやパンフレットの入稿データをIllustratorで作成するにあたって
印刷会社に入稿ができる状態にするまでにはやらないといけない手順がいくつかあります。
私自身も初めて入稿する時には何がなんやら・・・で教えてもらってばかりでしたので、
今回、7ステップにまとめてみました(/・ω・)/!
インクループには紙媒体を専門にやっていたプロフェッショナルのKさんが在籍しており、
プロならここまできちんとやる!
という徹底した入稿までの手順や注意点、気を付けるべきことをアドバイスを頂いたので、備忘録も兼ねて紹介させて頂きます。
[過去記事]チラシやパンフレットを作るときにためになる記事はこちらです♪
チラシを作成した実績記事はこちらです♪
それではレッツゴー!
今回のブログの見出しはコチラです!
【ステップ1】CMYK(カラーモード)で、高解像度300ppiに設定
カラーモードにはWEB用のRGBカラーと印刷するときの色のCMYKカラーの二種類があります。
二種類のカラーについての詳細記事はこちら
Illustratorで新規で作成するときに設定が必要です。
印刷用はCMYKカラーですので、設定する際は注意しましょう!(/・ω・)/
【ステップ2】いらないパスを削除する
いらないパスがそのまま残っている場合があります。
原稿のサイズが変わってしまったり、変な部分に点などがついてしまうこともあるので
確認して削除しましょう。
◯パスの削除方法
「選択」⇒「オブジェクト」⇒「余分なポイント」
【ステップ3】アピアランスの分割・パス・フォントのアウトライン化
入稿する際は文字やブラシでデザインしているものは、アピアランスの分割をする必要があります。
またペンツールで描いたものや線などパスとフォントのアウトライン化も必要になります。
入稿前は必ずチェックするようにしましょう!
◯アピアランスの分割方法
選択した状態で、「オブジェクト」⇒「アピアランスを分割」
◯フォントのアウトライン作成方法
選択した状態で、「書式」⇒「アウトラインを作成」
◯パスのアウトライン方法
選択した状態で、「オブジェクト」⇒「パス」⇒「パスのアウトライン」
※パスのアウトラインをしなくてもいい印刷会社もありますので要確認です。
【ステップ4】カラーの配色数値をチェックしよう!
印刷時にこのカラー数値を5%くぎりで設定しておくとキレイに印刷することができます。
小数点以下はなくしておきましょう!
画像は「黒」の例。
【ステップ5】スウォッチ、シンボル、ブラシのデータは削除しておく
データを少しでも軽くしておくために、スウォッチ、シンボル、ブラシのデータを削除しておくことが好ましいです。
【ステップ6】印刷会社にテンプレートがあるので使用しよう
AIデータに「トンボ」や「ガイドライン」がすでに引いてある便利なテンプレートがあります。
印刷会社のサイトを見てみると、サイズやソフトの環境に合わせてソフトのデータをダウンロードすることができます。
(画像はプリントパックさんです)
【ステップ7】印刷会社の指定を確認する
印刷会社によってはフォトショップやイラストレータなど入稿用データを作成したソフトのバージョンの指定がある場合があります。
確認事項などをよく確認して入稿するようにしましょう!
まとめ
オンラインプリントは一見難しいように思えるかもしれませんが、正しい知識を身に付けていれば何も難しいことはありませんでした。
やっぱり理解していないことを、理解しないままやろうとしていたので、いつまでたっても難しく感じていたのだと思います。
インクループでは今回紹介させていただきました7つのポイントを既に処理したデータ形式で納品させていただいております。
お客様から印刷会社のご指定があれば、ご指定の印刷会社の入稿用データを作成致します。
一般的な印刷会社の場合、入稿用データを納品する場合は別途費用がかかったり、データを渡してくれないケースなどもありますが、それらのご心配はインクループでは不要です。
もちろん、印刷したものを納品することも承っております。
チラシ、パンフレット、名刺、のぼり、懸垂幕、看板、Tシャツ、ジャンパーなどなど印刷物ならなんでも承ることができますので、お気軽にお問い合わせください^^
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