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エクセルのギモンをやさしく解決するカラちゃん先生のエクセル講座。
切り捨て、切り上げ、四捨五入など、端数処理(丸める処理)をする機会は多いですね。消費税の小数点以下を”切り捨て”るときなどに使う関数を紹介します。

用途 関数名
切り捨て ROUNDDOWN
切り上げ ROUNDUP
四捨五入 ROUND

 

これらの関数の使い方は一つを覚えれば、すべて同じように使えます!
それでは下図の表を使って琵琶湖外周の小数点以下を切り捨ててみましょう。
切りすてを行う前の画面

セルC2をクリックします。

「=ROUNDDOWN(B2,0)」と入力をします。
=ROUNDDOWN(B2,0)と入力

Enterキーを押してセルを確定します。
切りすての結果

小数点以下が切りすてられました!

今回のブログの見出しはコチラです!

ROUNDDOWN関数の解説

下図のように、ROUNEDOWN関数は、切りすて対象の数値と、切りすてた後の表示桁数を指定します。
ROUNDDOWN解説

桁数は「-1」「-2」などの負の値も指定することができ、指定した桁数とその結果は下表をご覧ください。

桁数 数式 元の値 結果
-2 =ROUNDDOWN(B2,-2) 128.153 100
-1 =ROUNDDOWN(B2,-1) 128.153 120
0 =ROUNDDOWN(B2,0) 128.153 128
1 =ROUNDDOWN(B2,1) 128.153 128.1
2 =ROUNDDOWN(B2,2) 128.153 128.15

ROUNDUP関数もROUND関数も使い方は同じ

切り捨てのROUNDDOWN関数の使い方を覚えれば、切り上げのROUNDUP、四捨五入のROUNDも同様に使えます。

例えば、琵琶湖の外周を切り上げる場合なら、
=ROUNDUP(B2,0)

四捨五入なら

=ROUND(B2,0)

という具合です。

いかがでしょうか。端数処理(まるめ処理)で小数点以下を操作する機会はとても多いので、3つの関数を覚えてしまいましょう。

ところで、琵琶湖の外周って結構長いんですね。フルマラソン3回分とは!

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