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こんにちは。
田中です。

先日お盆の時に実家に帰りましたが、その時に母親(56歳)がポケモンGOにはまっていて、ビックリしました。
自分は配信された日にインストールし、その日にアンインストールしていたのですが、母はLv17と、意外とやり込んでいました( ゚Д゚)

ゲームは全くしないし、ましてポケモンなんてやったことない人だったのですが…なぜ…
という事で、何が母をこれほどまでに変えたのか気になったので、街頭アンケートをしました。
母曰く…

  • ポケモンが可愛い!!
  • ボールを投げるだけ。シンプル!!
  • キャラクターを集めるのが楽しい。

との事です。
「ポケモンが可愛い」とか今更って思いますが…恐るべしポケモン…|д゚)

話がほんの少しだけそれましたが、今回のテーマは助成金です。
表題にある“助成金を活用して健康診断を受診しましょう”ですが、それにあたるのがこの助成金。
職場定着支援助成金 雇用管理制度助成(健康づくり制度)です。
弊社でも近々受診するようになるので、この助成金について調べ、計画書の提出を行いました。
その時の情報をシェアし、他の方にも参考になればと思って紹介をします。

こちらは計画書を提出する記事になります。
申請書を提出する時の記事は下記の記事を参照して下さい。

こんにちは。火曜日のブログ担当の田中です。本日は久しぶりに助成金関連の記事です。以前ブログ記事にも記載しましたが、「職場定着支援助成金 雇用管理制度助成(健康...

 

職場定着支援助成金 雇用管理制度助成(健康づくり制度)とは

この職場定着支援助成金雇用管理制度助成は全部で4種類あり、健康づくり以外にもあと3種類あります。

  • 評価・処遇制度
  • 研修制度
  • メンター制度

全部解説するのは大変なのと、実際に申請をしていないので詳しくは書けないので、ここでは敢えて記載しません。
健康づくり制度ですが、健康診断を受診した費用を助成してくれるものです。

健康診断って意外と高いですし、中々個人ではいけないですよね。
それを助成してくれるのはやはり助かりますね。

気になる助成額は…?

職場定着支援助成金 雇用管理制度助成の助成額ですが、4種ともそれぞれ10万円です。(2016年8月現在)
(厚生労働省のHPから引用)
なんだ10万か…と思うかもしれませんが、そもそも健康診断がそれで受診する事ができるので、大きいと思います。

なんだ10万か…と画面を閉じなかった方に朗報です。
この助成金は雇用管理改善を行う事で、人材の定着・確保を図る目的があります。
離職率の目標(雇用保険に加入している人数によって異なります)を達成する事で

60万円助成されます。
※2017/04/01から助成額が57万円<生産性要件を満たした場合72万円>に変更となっております。2017/04/13追記
この離職率の計測は計画期間の終了から1年間が対象なので助成金がもらえるまでは大分先になるのと、忘れた頃に申請しなければならないので、申請をし忘れないように注意したいところですね。

法律で定められた定期健康診断は受給対象外!

話は健康診断に戻りますが、「定期健康診断が国の法律で決められている義務だった」ってご存知ですか?

お恥ずかしながら、自分はこの助成金を調べる過程で知りました。
当初、定期健康診断で助成金が受けられると思い、対象となる健康診断の確認を助成金センターに問合せを行ったところ、ずっと「法律で定められた定期健康診断以外のものが対象となります。」と電話で言われ、「定期健康診断は対象外なんですか?」「いえ、法律で定められた定期健康診断以外なので、法律で定められたものとは別の定期健康診断なら対象ですと話がかみ合わず、法律で定められた健康診断って何?そんなものあるのか…と思い調べました。

すると、労働安全衛生法66条に事業者は、労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、医師による健康診断(第六十六条の十第一項に規定する検査を除く。以下この条及び次条において同じ。)を行わなければならない。(労働安全衛生法引用)
と書いてありました。

パートやアルバイトの方も特定の条件を満たしている場合には、同様に受診の義務が発生するようです。

助成の対象は定期健康診断以外の健康診断

話を元に戻しますが、健康づくり制度ですが、法で定められた定期健康診断以外の健康診断(人間ドック、生活習慣病予防検診、腰痛健康診断)のいずれかを受診する事でその時の費用を助成してくれるもののようです。

「なんだ定期健康診断は対象じゃないのか」と思うかもしれませんが、生活習慣予防検診はいくつか項目が分かれています。
胃がん検診、肺がん検診、子宮がん検診、乳がん検診、大腸がん検診、歯周病疾患検診、骨粗しょう症検診と項目があり、これらのいずれかだけでも対象になるそうです。定期健康診断だけでは受診しきれない、がん検診も対象となるので、これを機に定期的の受診する機会を作るのもいいと思います。

又、社員ではなく、パートやアルバイトの方の定期健康診断の助成金なら別で存在していそうです。まだ調査中の段階ですが、「キャリアアップ助成金の処遇改善コース」というのがあり、それにあたりそうな感じです。
弊社でも検討段階なので、進捗があればまたブログにてシェアしていきたいと思います。

助成金申請までの流れ

まず、先ほど少し触れましたが、この健康づくり制度の助成金の対象は正社員の方が対象だそうです。
パート、アルバイトの場合はキャリアアップ助成金の処遇改善コースがそれにあたるかと思います。

今回は健康づくり制度の申請に当たってですが、
Step数で言うと、4つ。

Step1:雇用管理制度整備の計画の作成・提出

※このブログではここの説明です。Step2以降は実際に行った時に改めて書きます。

簡単に言いますと、
「これから会社に定期健康診断とは別の健康診断の制度を取り入れます。
取り入れる事で社内環境をよくすることで社員の定着を図ります」という宣言みたいなものですね。
この時に対象者を誰にするのかも明記します。例:正社員全員もしくは希望者社員等
フォーマットが厚生労働省のページにありますので、記入後、所定の労働局に提出します。

Step2:計画に基づき雇用管理制度の導入

社員に通知と合わせて就業規則にも宣言します。
ちなみに、この受診にかかった費用の半額以上を会社が負担する事も明記する必要があるとの事です。

Step3:雇用管理制度の実施

実際に対象者に健康診断を受診してもらいます。
受診履歴は後で提出する書類に含まれるので、大切に管理しておいた方がいいです。

Step4:制度導入助成の申請

実施した証拠と提出すべき書類を提出し、助成金申請の手続きを行います。

雇用管理制度整備計画書の作成・提出に必要なもの

ここではStep1の提出物をさします。
計画時に必要なものが大きく6つあります。

  1. 雇用管理制度整備計画(変更)書
  2. 導入する健康づくり制度の概要票
  3. 事業所確認票
  4. 現行の就業規則(健康づくりで取り入れる健康診断を記載する前のもの)
  5. 離職証明書(コピー)、雇用保険被保険者資格喪失確認通知書(コピー)
  6. その他管轄労働局長が必要と認める書類

1~3はフォーマットがあります。(下にリンク集を設けていますので参考にして頂ければと思います。)
この計画期間の説明は少々難しいのですが、弊社の場合、8月の中旬に健康づくり制度を10月1日に導入する計画書を提出しました。
9月導入にしなかった理由は、計画書の提出と導入する日が1カ月以上6カ月未満の空きが必要なので、最短で10月導入となりました。

4は労働基準監督署の判子が押されているものをコピーして送付して下さい。と言われました。
5これは直接健康づくりに直接関係はしないのですが、元々離職率をも下げる事が根底にあります。
この計画書を提出時に離職率も算出するのですがその算出した数値よりも良ければ、追加の助成金が入る事になります。
この離職率の計算も少々難しく、対象となる期間ですが、弊社の例で記載します。
計画書の提出が8月でしたので、去年の8月1日~今年の7月31日が離職率計算対象でした。この間に離職した人の書類を提出します。

6つ目の「その他管轄労働局長が必要と認める書類」ですが、弊社の場合は登記簿謄本のコピーでした。
管轄によって異なるかもしれないので、事前に確認しておくといいと思います。

申請を検討している方向けリンク集

申請を検討しているのであれば、2つめの詳細は見ておいた方がいいです。

職場定着支援助成金の概要
職場定着支援助成金の詳細
職場定着支援助成金の各フォーマット

おわりに

助成金に共通しているのが、文章が長く、解読に労力と時間がかかる。
同じ管轄なのに、こっちの助成金は正社員のみ、一方の助成金は有期雇用のみ対象。
助成金の名称は違うし、助成の金額も異なるし、こっちはどっちみたいな事が良く起こります。
でも、助成金がある事で助かるのも事実。
社労士ではないので「必ず助成金が手に入る!!」とか「助成金をサポートできます」等いう事ができませんが、弊社が申請をしてその実績を参考情報としてお伝えしていきますので、気が向いたらインクループのブログに来てみて下さい。

助成金調べる→法律調べる→就労規則に反映
結構大変ですが、「自分たちで法律に則ったいい会社を作る」いい機会ではありますね。

Thank you for reading my blog.
See you next time.
Have a nice day.

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