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WordPressの管理画面のメニュー項目を、ユーザーの権限ごとに変更する方法
久々にWordPressの操作をした気がします、網干です。
「WordPressをたまにしか触らないユーザーは、カスタマイズ権限を剥奪してしまえ!」
という天の声を拝聴する夢を見たので、今回はユーザーの権限ごとにメニュー項目を制御(表示・非表示を切り替え)するプラグイン「Adminimize」をご紹介いたします。
私のようなWordPressから距離を置いたユーザーはメニュー項目を限定してしまいましょう!横暴だー!
今回の記事を読むことで、ユーザーのメニューを下図のように制限することができます。
参考にさせて頂いた記事は下記の記事になります。
WordPressを複数人で更新するときに必ず入れておきたいプラグイン5選
今回のブログの見出しはコチラです!
「Adminimize」プラグインのインストールと有効化
WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」で「Adminimize」プラグインを検索します。
プラグインが表示されますので「今すぐインストール」ボタンを押します。
インストールが完了するとボタンが「有効化」に変化しますので、有効化ボタンを押します。
有効化ボタンを押して数秒すると、プラグインの一覧画面が表示されます。
「プラグインを有効化しました」というメッセージと、プラグインの一覧に「Adminimize」が表示されていれば、プラグインの有効化は完了になります。
「Adminimize」プラグインの設定画面
プラグインの設定は、管理画面の「設定」→「Adminimize」の項目をクリックして表示される設定画面にて行います。
権限ごとにメニュー項目の非表示を設定する方法
現状のWordPressの画面が下図のようになっているとします。
試しに「Admin Bar Back end Options」の編集者権限の全ての項目にチェックを入れてみます。
編集者権限のユーザーで管理画面をみると、WordPressの管理画面のヘッダーメニューが全て非表示になっています。
もう一つ試しに、先ほどのチェックを全て外して「Dashboard options」の編集者権限の全ての項目にチェックを入れてみます。
すると、WordPressのダッシュボードのコンテンツが全て非表示になります。
上記のように「Adminimize」プラグインは権限ごとにメニューの非表示を設定することができます。
実際にメニュー項目の非表示を行ってみる
例として、今回は編集者権限を持ったユーザーのメニューを制限してみます。
制限する項目はメニューの項目になりますので「Menu Options」の項目にチェックを入れていきます。
赤色のチェックと灰色のチェックがありますが、これは大項目(メインメニュー)と中項目(サブメニュー)を分類して表示していると考えてください。
試しに、灰色の項目に全てチェックを入れると中項目のメニューが全て非表示になります。
逆に、灰色の項目のチェックを外して赤色の全ての項目にチェックを入れると、操作できるメニューがないため、許可されていないユーザーへのメッセージが表示されます。
次に、全てのチェックを外してダッシュボードの項目のみにチェックを入れてみます。
このようにして、不要な項目に全てチェックを入れて、下図のようにメニューを変更しました。
中項目(サブメニュー)項目を非表示に設定する方法
ここまでの作業で必要な項目のみを表示するようにしましたが、メニューの中にはまだ制限したい項目があります。
それは、投稿の「カテゴリー」や「タグ」の項目です。
ここも「Menu Options」の灰色の項目にチェックを入れることで非表示にします。
チェックを入れると、メニュー項目から「カテゴリー」や「タグ」の項目が非表示になります。
これで、編集者権限のユーザーのメニューが制限できました。
ユーザーごとに適切な権限を付与してWordPressを管理しましょう
いかがでしたか?
WordPressは管理画面で様々なカスタマイズができることがメリットの一つなのですが、逆にカスタマイズし易いことが問題になってしまう場合もあります。
知識の浅いユーザーが内部の設定をいじってしまうと、復旧までに数時間、最悪の場合は数日かかってしまう場合もあります。
そういった問題が発生しないように、今回のプラグインを入れて未然に回避する必要があります。
Webサイトにおける「権限」の設定は面倒なので、管理を放置しがちな部分ではありますが、重大な問題を発生させないためにも「未然に防ぐための対策」を実施しましょう。
ではまた!
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