記事の詳細

こんにちは火曜日ブログ担当の田中です。

 

前回のブログ記事
「小学生からのプログラミング必修化は日本のIT化を促進させる!2017年度の助成金の変更点から見える今後の方向性」
ですが、多くの反響を頂きました。多くの方に読んで頂きありがとうございました。

もしお時間に都合がつくようであれば是非読んでみて下さい。
前回書いた記事はコチラになります。

火曜日ブログ担当の田中です。すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、2017年の4月から各種助成金の助成額や条件などが変わっています。メジャーな助成金でも...

今後も前回の記事の様に経済に絡んだ記事を公開していけたらと思います。
本日の記事ですが、

「VLOOKUP関数を使うとよく出るこのエラー「#N/A」ってなんで出るの?とその対処法」

です。

VLOOKUP関数はSUM関数やIF関数に並ぶほどよく登場してくる関数だと思います。

SUM関数やIF関数が使えるようになってくる頃に上司から

「VLOOKUPも使えるように!」

と言われたことのある人もいるのではないでしょうか。

 

このVLOOKUP関数ですが、正しい式のはずなのに#N/Aというエラーが表示される事があります。
エラーはエラーなのですが、ちゃんとした理由があります。
その理由がわかれば、VLOOKUP関数はすごく便利な関数だと気付けると思います。

 

VLOOKUP関数とは

その名の通り、LOOK UP(検索する)関数です。

頭にV(vertical=垂直に)がついているので上から下に検索する関数です。

これとは別にHLOOKUP関数というものがありますが、これは(horizontal=水平に)左から右にかけて検索する関数になります。
Excelの表を作成する場合場合縦長が多いからかVLOOKUPの方が良く使うイメージがあります。

次はおさらいも兼ねて、VLOOKUP関数の使い方です。

 

VLOOKUP関数の使い方

VLOOKUPの式ですが、

VLOOKUP(検索値, 範囲(検索する),列番号(戻り値),近似値又は絶対値)

となっています。

それでは下の表を使って例を作ってみたいと思います。

お題:「ぽちぽち君」の売上金額を知りたい!

このようなお題だった場合は、下のような式を記入します。

それぞれ説明をしていきます。

①ぽちぽち君の売上金額を知りたいので、検索値に「ぽちぽち君」を指定します。

②続いて範囲ですが、B4-E12の範囲を指定しています。
 検索する言葉と知りたいデータ(戻り値)を含むようにします。
この場合は商品名と売上は必ず含むように選択します。

③今回知りたいのは売上なので、②で指定した範囲において、売上の列が何列目にあるのかを指定します。

売上は4列目にありますので、4を指定します。

④最後に検索値が近似値であればTRUE、絶対値であればFALSEを選びます。

今回の場合はどちらでも同じ結果になりますが、近似値の場合、検索値に似た言葉が同表にあった場合、間違えた値を検索してくる可能性がありますので注意をして下さい。

VLOOKUPの使い方はこんな感じです。
続いてはVLOOKUPを使う時によく表示されるエラーについてです。

 

VLOOKUP関数のエラー?#N/Aの正体

いよいよ本題になります。

VLOOKUPが本領を発揮するのは、

別シートにある情報を引っ張ってきたい場合に力を発揮します。

 

その際によく出るエラーはこれです。

#N/A

です。

VLOOKUPで使っているときに出るエラーは#NAME?かこの#N/Aが多いのではないでしょうか。

この2つのエラーは大きく異なります。

エラー:#NAME?(ネーム)
このエラーは関数名が間違っている時に表示されます。

例えば、VLOKUPなど「O」が一つ抜けていたりするように、
関数の名前が違う時に表示されます。

エラー:#N/A(ノー・アサイン)

一方、式は合っているのに、#N/Aは仕方なく出てしまう時があります。

というのも、VLOOOKUP関数は検索をする関数なので、
検索の元となる値が、参照する先に存在しない場合があります。
その時に表示されるのが、この#N/Aになります。

 

それでは、実際に例を出してみたいと思います。

先ほどの表とは別に「2016年に人の紹介で売り上げた商品」表があったとします。

先ほどの表に「紹介による販売数」という列を追加して、ます。

ここにそれぞれの商品が紹介によってどのぐらい売れたのかをVLOOKUP関数で検索したいと思います。
式は下記の様に、別シートを参照するように記載をしております。

 

検索した値がこちらになります。


#N/A(ノー・アサイン)のエラーが表示されていますが、下の図を見ると#N/Aで表示されるものの共通点がわかると思います。

式は合っているのに、この#N/Aが出てきたら、データがないんだなって思って頂ければいいと思います。

VLOOKUP関数を学びたての時は、「他のセルでは数値が出るのに、なぜこれはエラーなんだ」と頭を悩まされたものです。
でも、理由がはっきりして、使いやすくなったのではないでしょうか。

ちなみに、

エラーは表示したくない!

という方にはこちらをご紹介しておきます。

 

#N/Aを表示させない方法

過去にも記事を掲載しているのですが、IFERRORという関数を使います。

もしもエラーだったら…

という関数です。

使い方はとても簡単です。

VLOOKUP関数をIFERROR関数でとじてあげるだけです。

②の場所でエラーだった場合の対処を記入します。

今回の場合ですと、エラーだったら空白で表示するにしています。

但しこのIFERROR関数を使う時の注意ですが、
エラーの場合無条件で指定したものになってしまうので、エラーがなぜ出ているのか理解した上で使う事をお勧めします。

データがあるのに#N/Aエラーになってしまう方は下記ブログで記載した原因かもしれません。

こんにちは。田中です。本日は久々のExcel VLOOKUPがテーマです。ExcelのVLOOKUP関数は良く使う関数の1つではないでしょうか。実際に「Excel VLOOKUP」と検索した場合の...

以下がでしたでしょうか。

この記事が「VLOOKUP #N/A」で困っている方のお役に立てたら幸いです。

それでは。
Thank you for reading my blog.
See you next time.
Have a nice day.

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