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ユーザーの行動が丸わかり!?Google Analyticsの「ユーザー エクスプローラ」を活用してWebサイトの課題点を見つける手掛かりに!
自分もまだまだ使い慣れていないGoogle Analyticsの「ユーザー エクスプローラ」について、簡単にご説明致します。
「ユーザー エクスプローラ」って何?
「ユーザー エクスプローラ」は、Google Analyticsの横のメニューの「ユーザー」→「ユーザーエクスプローラ」で見る事ができます。
実際の画面は下記のようになっています。
「クライアントID」はユーザーごとに割り振られる識別子となります。
「セッション」や「平均セッション時間」等の専門用語に関しては、下記サイトをご参照ください!
初心者必見!Googleアナリティクスの基本用語21個を覚えよう
一つのクライアントIDをクリックしてみると、下記のような画面が表示されます。
更に!セッションが発生した時間やチャネル(Webサイトの訪れるまでの経路のこと。「Ordganic Search」の箇所)が表示されている箇所をクリックすると、こんな画面も表示されちゃいます!
ここまでくるともう大体のことはわかりますよね。
そう!「ユーザー エクスプローラ」はユーザーのWebサイトの閲覧履歴が細かく記録されているのです!
「ユーザー エクスプローラ」でわかること
クライアントIDの一覧画面をもっと詳しく見てみましょう!
上記からわかることは…。
・ユーザー(クライアントID)ごとのセッション数
・ユーザー(クライアントID)ごとの平均セッション時間
・ユーザー(クライアントID)ごとの直帰率
・ユーザー(クライアントID)ごとの収益
・ユーザー(クライアントID)ごとのトランザクション数
・ユーザー(クライアントID)ごとのコンバージョン率
ここまでの情報が分かってしまいます!
また、この画面では各種項目での並び替えもできますので、欲しいユーザーデータの抽出がしやすくなっています!
では次に、クライアントIDごとに表示される画面を詳しく見てみましょう。
上記からわかることは…
・前回の閲覧日
・ユーザーが使用しているデバイス
・ユーザーを獲得したタイミング
・ユーザーを獲得した最初の集客種別
・ユーザーを獲得した最初の参照元の種別
・ユーザーを獲得した最初のキャンペーン
・ユーザーがアクセスした日付と時間帯
・ユーザーがサイトに滞在した総時間
・ユーザーが流入した経路
・イベント発生数
・ページ閲覧数
こんなにも多くの情報がわかってしまうのです!
ここから更に、セッションごとの項目をクリックすることで、セッション内のページの移動ログも見えてしまいます!
ここまでの簡単な使い方でも「ユーザー エクスプローラ」は便利なのですが、セグメントを指定することで更に便利に使うことができます!
「ユーザー エクスプローラ」でセグメントを指定して情報を絞る
「ユーザー エクスプローラ」は、ユーザーの対象をセグメントで指定して絞り込むことができるのです!
ということは、何ができるのかというと…
・リピーターユーザーの行動ログが見たい!
・新規ユーザーの行動ログが見たい!
・スマホユーザーの行動ログが見たい!
・18歳-24歳のユーザーの行動ログが見たい!
・〇〇の地域のユーザーの行動ログが見たい!
等々…
ログを見たいユーザーの条件を絞って、そのユーザーの行動ログを見ることができるのです!
Webサイトの改善を行う際には、様々な仮説を立てる必要があります。
大きなデータではなかなか見えてこない改善点も、ユーザーごとの行動に絞ることで新しい発見があるかもしれませんね。
データ量が多いので「解析」まではなかなか難しいですが、日々のユーザーの行動を眺めてみると、何か大きな発見があるかもしれません。
時間があるときは「ユーザー エクスプローラ」を眺めてみましょう!
ではまた!
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