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【AviUtlで動画制作がしたい!】動画を切り貼りして簡単な字幕付きの動画を作成する方法
お肉よりお魚が好きです、網干です。
あまりにもお魚が食べたかったので、相模川で開催された「泳げ鯉のぼり相模川」のお祭りに参加してきました!
ということで、今回はお祭りに参加した際に撮影した動画を編集して、簡単な字幕を付けた動画を作成する方法を紹介します。
使用する動画編集ソフトは前回に引き続き「AviUtl」になります。
今回の記事は前回の続編として書きますので、前回の記事の内容を把握したうえで記事を読むことを推奨致します。
前回の記事はコチラ↓
今回の記事を読むことで、下記のような動画を作成することができます。
動画制作の進め方としては、下記のサイト様を参考にして制作を進めます。
AviUtl初心者が最初に読むべきページ【導入から使い方まで】
※「AviUtlで動画制作がしたい!」シリーズの記事は、初心者が独学で動画制作を行う記事になります。
※弊社で動画制作を業務として請け負う際は、下記のように動画制作のプロが仕上げますのでご安心ください。
今回のブログの見出しはコチラです!
mp4形式で動画ファイルが出力できるように設定を行う
今回は動画ファイルの出力まで行いますので、動画を出力するためのプラグインのインストールを行います。
(デフォルトでもファイルを出力することはできますが、Youtubeの推奨形式がmp4なのでmp4形式で出力できるようにします)
下記のページを参考にして「x264guiEx」プラグインをインストールします。
※「x264guiEx」はmp4形式で動画を出力するために必要なプラグインです。
【AviUtl】x264guiExの導入方法と使い方(2/3)【MP4出力】
プラグインのバージョンが違うと、インストール後のフォルダ構成が参考記事とは異なる場合があるようです。
ちなみに、私がインストールした際にはPluginsフォルダが下記のようになっていました。
基本的にはインストールが正常に完了していれば問題はないと思います。
プラグインが正常にインストールされたことを確認する方法
動画や画像をタイムライン上のレイヤーに読み込んで「ファイル」→「プラグイン出力」→「拡張x264出力(GUI)Ex」の項目が表示されていれば、プラグインのインストールは正常に完了しています。
以上で、mp4形式で動画の出力ができるようになります。
AviUtlの初期設定を行う
動画の入力と出力の設定は大体終わったので、次はAviutlの動作に関わる設定を行います。
下記のURLを参考にして設定を行います。
【AviUtl】最低限の初期設定方法【システムの設定】
細かい設定ができそうなのですが、私自身がまだ使い方を理解していないので参考記事と同じ設定で進めていきます。
フィルタの順序設定を行う
次にフィルタの順序設定を行います。
急に「フィルタの設定」と言われても何の設定かサッパリわかりませんが、要は「動画を出力する際にどういった順番で動画の加工を行うか?」という部分を設定していると考えてください。
料理で例えるなら
①塩コショウを肉にまぶす→肉を焼く の順で調理する
②肉を焼く→塩コショウを肉にまぶす の順で調理する
上記のように、肉を焼く際にどのような順番で調理をするのか、というような作業の順番を決定しているのが「フィルタの設定」になります。
料理の例と同じように、作業の順番次第で完成品の仕上がりが大きく変わってしまう設定なので、しっかりと設定しておきましょう。
参考記事は下記になります。
【AviUtl】フィルタの順序とは?おすすめ設定方法について
ここまでの作業で、AviUtlで編集した動画が正常に出力できるようになります。
市販のカメラで撮影した動画(movファイル)をAviUtlに読み込む
市販のカメラで撮影した動画を確認したところ、全てのファイルがmov形式のファイルでした。
タイムライン上のレイヤーにドラッグ&ドロップして読み込んでみると…あれ?真っ黒の画面…。
再生ボタンを押しても映像や音が何も出ません…。
調べてみると、どうやら動画の読み込みはプラグインを入れるだけではなく、読み込める拡張子をexedit.iniファイルに登録しなければならないようです。
詳細は下記のURLを参考にして下さい。
【AviUtl】拡張編集で読み込める拡張子を増やす方法【.mkv .mpg .mpeg .wma .wmv .m2ts等】
ということで、mov形式のファイルを読み込めるようにするために、exedit.iniファイルを下記のように編集しました。
「.mov=動画ファイル」を追記したexedit.iniファイルを保存して、AviUtlを再起動します。
起動したAviUtlのタイムライン上のレイヤーにmov形式のファイルを読み込んでみると…。
動画が読み込めました!
読み込んだ動画を再生して映像を確認すると…あれ?音声が出ない…。
再度調べてみると、こんな記事が出てきました。
aviutlでMOVファイルを拡張編集上に表示させたいのですが…… – Yahoo!知恵袋
なるほど、どうやらmov形式のファイルは映像は映像のオブジェクト、音声は音声のオブジェクトとして読み込まなければならないみたいです。
ということで、mov形式のファイルの音声だけを読み込んでみましょう。
音声のオブジェクトは、タイムライン上のレイヤーを右クリックして「メディアオブジェクトの追加」→「音声ファイル」を選択することで作成できます。
音声のオブジェクトを作成すると、タイムラインは下図のようになりました。
音声のオブジェクトを選択すると下図のようなダイアログが表示されるので「参照ファイル」をクリックして映像と同じmov形式のファイルを選択します。
すると、タイムライン上に映像ファイルの再生時間と同じ再生時間の音声オブジェクトが生成されます。
この状態で再生ボタンを押すと、mov形式のファイルの映像が音声付きで再生されます。
以上で、mov形式のファイルの読み込みは完了しました。
動画や音声の切り抜きを行う
動画や音声の切り抜きは下記の方法で行います。
①オブジェクトの切り抜きたい部分の開始点に「中間点」を設置する
②オブジェクトの切り抜きたい部分の終了点に「中間点」を設置する
※上記二点の「中間点」を設置しなくても「分割」の実行は可能です。
③開始点、終了点の位置にカーソルを合わせて、右クリックから「分割」を行う
④開始点、終了点の間のオブジェクトを選択して、右クリックから「削除」を行う
⑤切り離された右側のオブジェクトをドラッグして、左側のオブジェクトまで移動する
細かい操作方法は以下に記載します。
切り抜きたい部分の開始点に「中間点」を設置する
切り抜きたいオブジェクトを選択して、切り抜く部分の開始点にカーソルを合わせて右クリック→「中間点を追加」を押します。
中間点が設置されると下図のように矢印のマークが表示されます。
中間点はドラッグ&ドロップでタイムライン上の別に位置に移動させることができます。
切り抜きたい部分の終了点に「中間点」を設置する
切り抜きたいオブジェクトを選択して、切り抜く部分の終了点にカーソルを合わせて右クリック→「中間点を追加」を押します。
中間点が設置されると矢印のマークが表示されます。
開始点と同じように、中間点はドラッグ&ドロップでタイムライン上の別に位置に移動させることができます。
オブジェクトを「分割」する
開始点、終了点の位置にカーソルを合わせて、右クリックから「分割」を押します。
分割が実行されると、下図のようにオブジェクトが分割されます。
※分割は中間点を設置しなくても実行できますが、一発で分割するのは難しいため、中間点を決めてから分割する方が手間が省けると思います。
オブジェクトを「削除」する
削除したいオブジェクトを選択して、右クリック→「削除」を押します。
オブジェクトを移動させる
映像や音声等のオブジェクトはドラッグ&ドロップで移動させることができます。
オブジェクトを移動させて削除した部分の空白を埋めます。
上記の作業を繰り返して、いらない部分をカット/移動して映像や音声を整えます。
映像に字幕(テキスト)を挿入する
映像や音声のレイヤーとは別のレイヤー上で右クリック→「メディアオブジェクトの追加」→「テキスト」を押して、テキストオブジェクトを作成します。
基本的な操作方法は下記の記事を参考にして下さい。
【AviUtl】動画への字幕(テロップ)の入れ方【テキスト】
【AviUtl】設定ダイアログの使い方【拡張編集】
字幕の一部を動かしたい場合は、別のレイヤーにテキストオブジェクトを生成して、生成したオブジェクトに動きを設定することで動きのある文字を作成します。
映像に画像を挿入する
タイムライン上のレイヤーに画像ファイルをドラッグ&ドロップすることで画像を挿入します。
テキストと同じように画像にもアニメーションを付けることができるので、下記記事を参考にして好みのアニメーションを設定します。
【AviUtl】設定ダイアログの使い方【拡張編集】 – 再生しながら変化させる(移動させる等)
今回作成する動画では、弊社のロゴを右上にうっすら表示して、一定のタイミングでくるくる回るようにします。
動画を出力する
「ファイル」→「プラグイン出力」→「拡張 x264 出力(GUI) Ex」を押します。
保存用のダイアログが表示されますので「ビデオ圧縮」を選択します。
圧縮に関する設定画面が表示されます。
今回はYoutube用の動画を出力したいので「プロファイル」→「Youtube」を選択してOKボタンを押します。
保存ダイアログに戻ったら「保存」ボタンを押して動画の保存を実行します。
動画の保存処理が実行されると、うっすらと黒い画面が表示されます。
何やら処理をしますが、下記の文言が表示されたら動画の作成が完了します。
以上で、動画の編集~出力までの作業が完了になります。
無料ソフトでも十分な動画編集ができます!
いかがでしたか?
今回はAviUtlという無料のソフトを使って動画制作を行いましたが、そこまで面倒な設定もなく動画が作成できてしまいました。
まだまだAviUtlというソフトを一割も使いこなせていないと思いますが、なかなか良い動画が制作できたと思います。
今後もAviUtlを使い続けて、テレビ番組のような編集の入った動画を作ってみたいです!
ということで、今後もAviUtlの動画制作記事を書き続けていきますのでよろしくお願い致します!
ではまた!
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