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インターネット広告の費用対効果を上げる「広告の作り方」
こんにちは、唐澤です。
Google AdwordsやYahoo! プロモーション広告などのインターネット広告を活用する企業が増えてきました。
競争が激しくなるにつれ、費用対効果が上がらない。
という悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
広告は周辺視野に表示される
視野には「中心視野」と「周辺視野」があります。
中心視野は直視している領域。周辺視野はそれ以外の領域であり、見えてはいるものの直視していない範囲のことです。
下図のように、インターネット広告は周辺視野に表示されます。
周辺視野はそもそも見られているのか?
はるか昔、サバンナで暮らしていた頃。
食事をしているとき、子守をしているとき…
忍び寄るライオンの姿を捉えていたのは周辺視野でした。
ある実験によると、
中心視野に恐ろしい画像を配した場合と、
周辺視野に恐ろしい画像を配した場合とでは、
後者の方が脳の反応が早かったそうです。
つまり、周辺視野は確実に認識されているのです。
本能的に見てしまうもの
私たちは、目に見えるものを「○」「□」「△」などの基本形(パターン)に当てはめて認識しようとします。
そのため、本能的にパターンを探します。
パターンをうまく使うことで目線を誘導し、注目させることができます。
人が覚えてしまうもの
広告は見てもらうのが第一ですが、覚えてもらうことも重要です。
次の中で、どれが一番印象に残るでしょうか?
1.人の顔写真
2.風景の写真
3.興味・関心のある写真
一番は「人の顔写真」です。次に「興味・関心のある写真」、最後に「風景の写真」です。
興味・関心のある写真とは、例えば、コーヒーが好きな人にはコーヒーの写真が印象に残るということです。
印象に残る広告は、表示されるたびに「あ、あの企業の広告だ」と覚えてもらえるようになり、ブランディングになります。
また、何度も表示することで親近感を与えることができます。
毎日挨拶を交わすだけで徐々に親近感が湧くのと同じで、これをザイオンス効果と言います。
ザイオンス効果を期待するには、まず「覚えてもらうこと」が重要です。
注目を集め、印象に残る広告作りを
ものを認識するメカニズムや印象度を考慮して広告を作ることで、クリック率、ブランディング効果ともに向上します。
広告の費用対効果でお悩みでしたら、ぜひ一つの参考にしていただければと思います。
本日は以上です。
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