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アンケートから見える第4回 アートフェスティバルin さがみはらの真の満足度の考察
こんにちは。
火曜日ブログ担当の田中です。
本日は前回唐澤がブログで、
第4回アートフェスティバル in さがみはら
を記事にしておりましたが、インクループは事務局として担当しておりました。
過去記事はこちらからどうぞ
このイベントをより満足度の高いイベントにしていくために、アンケートの集計をしました。
アンケート項目は下記の通りになります。
この中の意見・要望の部分に着目して、まとめてみました。
今回のブログの見出しはコチラです!
アートフェスティバルの満足度はまだ上げる事ができそうです
今回出店したお店は100店舗(内3店舗欠席)で、アンケートは内88件回収できました。
回収率が100%でないところも課題ですね。
では、挙がっている意見・要望ですが、こちらです。
- 出店者の品物を選んでほしい
- 景品の品物が足りない
- スタッフの方が気を配ってくれた
- パンフレットをDLではなく配布してほしい
- 階上なので、出店に手間取る。疲れる
…
と書き出すととても大変なのと見にくいので、こんな感じに出してみました。
今回、ネガティブとポジティブをx軸に、現状維持と改善・要望をy軸に設定しました。
ポジティブは”(あると)嬉しい、楽しい”というイメージ、ネガティブは改善要望(クレーム)のようなイメージで分類しました。
クレームというわけではないと思いますが、比較する為にネガティブという表現にしております。
ネガティブ且つ現状維持
ここに分類しているものは、現状維持で且つ他の人の意見とは相反する意見が入っています。
例:出店者数を増やしてほしくない
ネガティブ且つ改善・要望
ここに分類しているものは、満足度を下げるきっかけになる項目です。上記の要望というよりは要改善の項目を振り分けています。
例:通路が狭い
ここを改善する事で
満足度の低いお客様の満足度を上げる事ができる
と思います。
ポジティブ且つ現状維持
ここに分類しているものは、良かった。これをキープしてほしい(なくさないでほしい)といったものを基準に振り分けています。
例:イベントが楽しかった(だから、また続けてほしい)
ここにたくさん書けるようになるといいですね。
ポジティブ且つ改善・要望
ここに分類しているものは、あると嬉しいもの = 希望、要望といったものを基準に振り分けています。
例:年2回開催を熱望している。など
ここを改善する事で、
満足度の高いお客様をより満足にし、次のイベントへの期待値をあげることができる
と思います。
なので、分析してみますと、アートフェスティバルは今回で4回目ですが、
まだまだ、出店者に真の満足のいくイベントは提供できていない
という事だと思います。
満足度を尋ねる設問があるのですが、
と5(大満足)、4(やや満足)が全体の7割を占めているのですが、これは真の満足度の評価とは言えなさそうです。
来場者の意見・要望を混ぜてみると重要性が見えてきました
同様に、来場者にもアンケートを取りました。
取ったアンケートはこちらです。
来場者アンケート.pdf
来場者も混ぜてみますと、こんな感じになりました。
- 黒の文字:出店者のみの意見・要望
- 青の文字:来場者のみの意見・要望
- ピンクの文字:出店者、来場者両者の意見・要望
です。
このように見てみますと、当然ではありますが、出店者と来場者とでは視点が違いますね。
しかし一方視点が違うのに、要望・改善のところにある且つ同じ意見・要望が出ている所があります。
ピンクの字の部分は要改善ですね。
そして、全体的に下の図のようにポジティブ且つ現状維持=「”良い部分”は継続して」に意見を持っていくことができれば、今より満足度の高いイベントにしていくことができそうです。
定性データはポジショニングマップにプロットしてみるとよく分かります
今回のアンケートのお客様の声のような数値に表せない質的な情報データを「定性データ」と言います。
これらの情報は数値化しにくいので、分析しづらいのですが、このようにグラフ化してみると意外とわかりやすくなります。
このグラフのことを「ポジショニングマップ」といいます。
今回のポジショニングマップを使った分析を活かして、もっともっといいイベントを作っていきたいと思います。
インクループが参加するイベントがある際は告知をしていきますので、是非お越しくださいませ♪
Thank you for reading my blog.
See you next time.
Have a nice day!!
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