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視聴行動分析サービスを提供するニールセン株式会社から「Digital Trends 2014」が公開されました。

利用者数が増加し続けているスマートフォン、一方で以前からあるガラケーにスマホの要素を組み合わせた「ガラホ」などモバイルデバイスは多用なデバイスが開発され続けています。

2014年におけるスマートフォンの普及状況はどのようになっているのでしょうか?

20代から50代におけるスマホ保有率は64%

携帯電話が本格的に普及し始めたのが1996年頃からであり、ちょうど今から約20年前です。その頃は通話がメインであり、メッセージサービスも今みたいなリッチなものではなく、カタカナ20文字が送信できる程度でした。そんな携帯電話が今では恐ろしいまでに進化してしまいました。

2014年9月にスマートフォンの保有率が従来型携帯電話(ガラケー)の保有率を超え、その後も伸びていることが分かりました。特に20代から50代までのスマートフォンの保有率は2014年11月時点で64%と働く世代の3人に2人がスマートフォンを保有している状況となり、スマートフォンの存在感がさらに増した年となりました。

~ニールセン 2014年のまとめレポート DIGITAL TRENDS 2014を公開~

PCの使用率(青い線)はずっと下降していたのですが、昨年後半にかけて下げ止まり感があります。一方でスマートフォンに関してはずっと右肩上がりの状態であり、今後の予想では、2015年の冬には逆転するとの見通しです。

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図:ニールセン株式会社から「Digital Trends 2014」より

PCの利用者減に関しては、これまでインターネットを利用するためのデバイスとしてPCを使っていたユーザーが、モバイルでも十分と判断し、PCから移行してきたというのがこれまでの経緯だと考えることができます。

職場や家庭で常にPCを利用できる環境の人であれば、モバイルよりも画面の大きなPCのほうが使いやすいと考える一定の層は間違いなくいるので、5,000万人というのが今後のPC利用者数として一つの基準として考えることができるのではないかと思います。

一方でモバイルデバイスに関しては、PCとモバイルの両方を用途に応じて使い分けるユーザーがいることから、ユーザー数はPCよりも多くなり、このペースで行くと、2015年の末には6,000万くらいになりそうです。

購入するためのデバイスとしてはPCが顕在

ユーザーは用途に応じてデバイスを使い分けるという傾向があるようです。

情報の入手に関してはスマートフォンとPCの利用率はあまり差がないのですが、商品の購入に関してはPCがスマホの2倍以上の利用率となっています。

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図:ニールセン株式会社から「Digital Trends 2014」より

スマートフォンで買い物することに対して、ユーザーはなんだか漠然とした不安感があるのではないかと思います。PCのほうが信頼感が高いというのも理解できます。

それと買い物に関しては差が出ていることに関してもう一つ理由があると思います。

買い物は入力する項目が多いので、パソコンほうが操作がしやすい!

ということです。スマホで多くの項目を入力していくのは非常にストレスです。アプリで入力補助することもできますが、やはり手打ちで入れていくケースが多いのではないでしょうか。

スマホで買い物をしやすい環境を作っていけば、スマホを買い物に利用する割合が高まっていくのではないかと思います。

20年前では想像もつかなかったようなことが実現してしまったスマートフォンですが、今後どのように進化していくのか目を離すことができませんね!

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