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PageRankはコンテンツの質とは何ら関係のない数値です
こんにちは。三宅です。
このブログの読者の皆さまは3連休を家族や友人と楽しい時間を過ごすことができましたでしょうか?そんな私はどうだったかと言いますとと、私は半分は家族と過ごし、半分は仕事でした!
さて、今回は『PageRank』について今更ながらですが、まとめてみました。
今回のブログの見出しはコチラです!
PageRankとはGoogleのリンク評価スコアです
PageRank(ページランク)とはGoogleがWebページの重要性を数値化するために開発したアルゴリズムのことです。
簡単に言うと「いろいろなサイトからリンクされているサイトは良いサイト」と判断しよう!という考え方です。
このアルゴリズムを用いてGoogleはWEBサイトの評価を数値化し、数えきれないほどあるWEBサイトの順位付けを行うことに成功したのです。
そのPageRankの仕組みを利用したのが有料リンクを販売するSEO業者です
このPageRankという技術はインターネットが現在のようにそれほど一般化していなかった時代に考えだされたものですから、被リンクを意図的に構築するといったことにまでは配慮ができていませんでした。
それを利用してサイトの順位を上げますよーというサービスを展開したのが有料リンクを販売するSEO業者です。
ドメインを大量に取得し、中身の薄いコンテンツのサイトを大量生産し、そこから有料リンクを張るという仕組みです。そうするとGoogleのPageRankアルゴリズムは「このサイトはいろんなところからリンクされているなぁ。良いサイトに違いない!順位を高くしよう!」と判断してしまっていたのです。
ですが、現状ではそのような有料リンクは役立つどころか、サイトの順位を下げてしまいかねません。
Googleがペンギンアップデート3.0を実施!約1年ぶりの実施の影響は??
弊社のブログでもご紹介させて頂きましたが、有料リンクに対して、Googleは非常に厳しい対応を実施しています。
PageRankはまだ使われていますが、重要性の割合が下がったということです
また、Google WebmastersにおけるGoogleのマット・カッツ氏の発言によると(参考:WEB担当者フォーラム)
PageRankの値はリンクの数と質によってだけ決まる。
だから、コンテンツの更新頻度やコンテンツ著者の良し悪しには関係しない。
とのことです。
また初期のころはPageRankが検索結果の順位付けをする際の比重が大きく評価要素の10数分の1の割合であったのに対して、現状では200以上の評価項目のひとつでしかないということです。
つまり、リンク関係だけではもう今の複雑化したWEBサイトの評価を行うことができなくなったということです。
今でもお客様から「リンクを買うことを考えているんだけど、どう思う?」といったご質問を受けることがありますが、はっきりと断言しておきます。
買ってはいけません!!
リンクが不要というわけではないのでご注意を・・・
誤解がないようにお伝えしておきますが、リンクが不要というわけではありません。リンクは非常に有用です。
評価されるのは「ナチュラルリンク」です。
ナチュラルリンクとは、プログラムで自動的に大量生産したリンクではなく、良いサイトだからリンクを張ってくれたという自然発生のリンクのことです。このようなリンクは当然ながら評価されます。
ナチュラルリンクを得るためには「良質なコンテンツ」の発信が必須です。
さあ、今日も良質なコンテンツが発信できるよう頑張りましょう!
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