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darodarの次はsocial-buttons.comからのリファラスパムが大量発生
以前、darodar.comというリファラスパムがGoogle Analyticsのアクセス解析の参照元として表れていて、データを掻き乱してくれて本当に迷惑だという内容を紹介いたしましたが、また大きく邪魔をするリファラスパムが出現しましたので、その紹介と対策を書きたいと思います。
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Google Analyticsを見ていると集客のReferralの項目に「social-buttons.com」という見慣れないサイトが、何か新しいソーシャルブックマーク系のサイトかなと思いましたが、違いました。リファラスパムサイトでした。
クリックすると、「http://sharebutton.org/」に飛ばされます。
一見、普通のソーシャル系のサイトのように見えますが、やっぱりリファラスパムのようです。
リファラスパムとは
リファラスパムとは何かということを簡単に説明します。
- あるサイトから流入があるかのように見せかける
- その目的はサイトの宣伝(Google Analyticsを見ているユーザがついついアクセスしてしまう)
- 悪意があるサイトの場合、フィッシングサイトだったり、悪意のあるコードが埋め込まれている可能性もあるので注意が必要
というものです。このsharebutton.orgは悪意のあるコードはなさそうなのでまだマシなのですが、Google Analyticsのデータがよく分からないものになるのでホント勘弁して欲しいです。
Google Analyticsにフィルタをかけて除外してしまう
このsocial-buttons.comの除外は意外な方法で実施できることが分かりました。
言語が「not set」になっているのを利用してしまう
セカンダリディメンションで言語を確認すると、「not set」になっています。言語が「not set」になっているようなアクセスはそもそも除外してしまっても問題ないので除外することにします。
弊社が管理しているサイト「ビタミンC誘導体サプリメントminamo」を例にフィルタを作ります
アナリティクス設定で、「すべてのフィルタ」を選択します。
「新しいフィルタ」をクリックします。
下の図を参考にしてフィルタを作ってください。
以上でフィルタの設定は完了ですので、最後に「保存」ボタンを押してください。
アクセス結果を見る時にはリファラスパムを含んでいないか注意を!
アクセス解析をしてデータを見た時にセッション数やページビューが増えてて「やったー!!」って喜ぶ前に参照元を確認してみましょう。リファラスパムからのアクセスが増えているだけかもしれません。
集客サマリーを見た時に下図のようにReferralが多くなっていると怪しいので注意が必要です。
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2015年 5月 26日
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