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Visual Studioってご存知ですか?

Visual Studioはマイクロソフトが提供しているIDE(Integrated Development Environment:統合開発環境)でして、プログラムの開発環境として評価が高く、とても人気があります。

そのVisual Studioですが、価格が高いのがネックでProfessional版だと6万円以上もするので、個人で買うにはなかなか勇気がいるものでした。

そんなVisual StudioをProfessional版と機能はそのままで無料で利用できるのが「Visual Studio Community 2013」です。対象としては、教育機関、学生、個人、中小企業、スタートアップであり、5名まで無料で利用できるというものです。

vs_community_2013

教育機関、学生、個人、スタートアップなら間違いなく使えますが、企業は若干注意が必要です

マイクロソフトのサイトの内容をそのまま掲載すると・・・

  • 個人開発者は、個人開発者自身の無償または有償アプリを Visual Studio Community を使って開発できます。
  • Visual Studio Community を使える企業体は以下の規定に従います。
    • 研修環境、学術的研究、オープン ソース開発プロジェクトに利用する場合、企業体は何人でも Visual Studio Community を利用可能
    • PC 台数 250 台未満 または 年商 1 億円未満の企業は、これに該当する企業のアプリケーション開発においては Visual Studio Community を 5 名まで利用可能
    • ただし、上記企業が、これ以外の企業からの何らかの報酬を伴う委託に対しアプリケーション開発する場合には Visual Studio Community は利用できません。

上記のような利用条件だそうです。

つまり、個人開発者は制限なし、オープンソースプロジェクトに参加するのであれば、こちらも制限無し。

企業に関してはPCの数が250台以上、または年商1億円以上の会社の場合は使えません。Professional版を買ってくださいとのこと。また、これに該当しない企業であっても、利用者数は5名までに制限されており、報酬を伴う開発には使用できないという制限が書かれています。

今回のリリースの狙いとしては、開発者の裾野を広げる措置であり、結果としてVisual Studioユーザーの絶対数を増加させることで、企業における利用率の向上だと思われます。

Visual Studioはコード補完機能として、「IntelliSense」という機能があるのですが、これを一度体験すると他のIDEが使えなくなってしまうほどの強力なコード補完機能で、C#でコードを組む時にはその効果をいかんなく体験できると思います。

Expressエディションは今後どうなるの?

Visual Studioを無料で使うといえば、これまではExpressエディションのことでした。

Expressエディションは現在リリースされている2013が最後となり、2015はリリースされず、このCommunityに統合されることになるそうです。

Expressエディションはいろいろと制約もあったので使いづらいところもあったので、今回のCommunityのリリースは私としては「マイクロソフトさん、そうとう思い切ったなぁ・・・」ってのが率直な感想です。

ですが、非常に素晴らしいことなので、早速私も使わせて頂きます!ありがとうございます!!

プログラミングの勉強を考えている方にもVisual Studioはオススメです。この機会にダウンロードしてみては?

マイクロソフト Visual Studio Community 2013

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