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検索順位に影響は?効果的な見出しタグの使い方を考えてみる
いつも拝見させていただいている海外SEO情報ブログ様の投稿より
今どきの見出しとしてのhタグの正しい使い方 [2015年12月24日]
少し前の投稿なのですが、見出しタグについて分かりやすく書いてくださっているので社内勉強用にまとめてみました。
今回のブログの見出しはコチラです!
見出しタグは順番に使うべきなのかどうか?
結論から言うと、
H1からH6を適切に使って見やすく作りましょう!
ということです。
この記事の中で、GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)さんからの見出しタグに関する回答をまとめると、
あんまり細かいことを気しなくていいよ!
ということなので、順番通りに使わないと検索順位が下がるかも・・・といった必要以上の心配は不要のようです。
そもそもHタグとは何のためのタグなのか?
Hタグは見出しを作るためのタグであり「見出しタグ」と呼ばれています。
見出しタグは見出しであることをユーザーや検索エンジンに伝えるために利用するものです。
このブログでも見出しタグは使われていて、以下のような見え方になっています。
H1の見出し
H2の見出し
H3の見出し
H4の見出し
H5の見出し
H6の見出し
インクループのブログではH2がブログのタイトルになっているので、H3とH4を中心に使うようにしています。ちなみにH1は1ページに1つとして、各ページ共通の文章となるようになっています。(なので、H1、H5、H6は使うことがないのでデザインがありません)
検索順位にそれほど関係ないとはいえ、見出しタグは順番に使う方が良いでしょう
先にも述べたようにGoogleの検索エンジン的には見出しタグの順番などをあまり意識して書く必要はないとのことですが、やはり順番どおり適切に使うべきだと思います。
その理由としては、見出しタグはH1からH6まであり、H1が最もランクが高く、H6が最もランクが低いとW3C(World Wide Web Consortiumの略。World Wide Web、つまりインターネット技術の標準化のために設立された団体)では定義されています。
These elements have a rank given by the number in their name. The
h1
element is said to have the highest rank, theh6
element has the lowest rank, and two elements with the same name have equal rank.W3C Recommendation HTML5の定義より
W3CのHTML5における見出しタグのサンプルを見てみると、
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 |
<h1>Let's call it a draw(ing surface)</h1> <h2>Diving in</h2> <h2>Simple shapes</h2> <h2>Canvas coordinates</h2> <h3>Canvas coordinates diagram</h3> <h2>Paths</h2> </body> <body> <h1>Let's call it a draw(ing surface)</h1> <section> <h1>Diving in</h1> </section> <section> <h1>Simple shapes</h1> </section> <section> <h1>Canvas coordinates</h1> <section> <h1>Canvas coordinates diagram</h1> </section> </section> <section> <h1>Paths</h1> </section> </body> |
H1からH2、H3と順番に使われています。
順番に数字で定義されているのに、H1の次にH4を使うというのは不思議な話です。
私は見出しタグは日本語の文章で言うところの、「章」「項」「節」のようなものだと考えています。この順番が入れ替わっているなんてありえないですよね。
なので、Googleの中の人が「気にしなくていいよ」って言ったとしても
気にしたい
と思います。
見出しタグを使うと読みやすい文章になりやすい
見出しタグにはCSSを使って他の文章とは異なる装飾をつけていることが多くあります。
以下のように見出し毎にデザインを付けることができます。(MediaBlend様より)
やはりコンテンツは読みやすいということが大切です。
テンポよく読んでもらうためには、見出しタグの利用が欠かせません。見出しタグを使わなくてもフォントサイズなどを設定することでほぼ同じような外観にすることもできますが、見出しタグを使ったほうが全体としての統一感を出すことができますし、毎回フォントサイズを設定するよりも効率的です。
結論:これまで通りの内部SEO対策でOK!
見出しタグの使い方に関しては他のブログなどでも、多々考察されていますので、
「見出し SEO」
あたりで検索してみて、いろいろな考察記事を読んでみると良いでしょう。
今回の私的な結論としては、
- H1からH6ってあるんだから順番に使うのが普通じゃ?
- デザインされた見出しタグを使って書かれた文章は統一感があり読みやすい
- 文章を書く側としても効率的
という3点から見出しタグに関しては、よくある内部SEO対策通りに使っていくことをお薦めしたいと思います。
Googleの方針なんていつ変わるか分からないので、使い方として元々の定義通り、つまり王道の使い方をしていれば何も気にする必要がないというのもあったりします。
あとブログのタイトルがH1がいいのか、H2がいいのか?といった議論もありますが、弊社のお客様のデータを見ても、そこは特に気にしなくて良さそうです。順位に影響が出ている傾向はありません。むしろ、いくつかのサイトでは見出しタグを適切に使うようになってから検索順位が上昇傾向にあります。
ユーザー側の視点から読みやすい文章を作ることを心がけていれば特に気にすることでもないかなと考えています。
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