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桜の花びらがひらひらと舞うイラストをIllustratorのブラシで作成するついでに和のイラストでよくある装飾の四角いきらきらも作成する
この季節になると春のチラシやらなんやらで、ワンポイント的に大活躍するのが桜。とりあえず隙間は埋めとけ的にイラストやクリップアートでぽんぽん桜が咲くのですが、毎年思うのですが桜は咲いても花びら舞わないんですよね。
というもの桜の花びらというコアな素材がまずそこらに落ちていない。花びら自体個数の問題でいちいち描いていられない。
Photoshopでもできますが、やはり拡大縮小自由な状態で勝手にひらひらしてくれるのが一番です。デザイナーとして入稿するならPhotoshopよりもIllustratorのほうが変更修正しやすいですしね。
というわけでさくさく作っていきましょう。
あ、ロイヤリティフリーで配布していますのでどうぞ使ってやってください。
今回のブログの見出しはコチラです!
桜の花びらブラシ
1 file(s) 9.02 MB
和風装飾きらきら素材
1 file(s) 1.82 MB
Illustratorのブラシはグラデーションが使えない
だからPhotoshop使ってる! という方は多いと思います。私もそうです。
でもやっぱりIllustratorでほしくなってしまったので、Illustratorでグラデーションを使わずにグラデーションを表現します。
アートボードサイズは1000ピクセル×1000ピクセルのRGBで作成しています。
これを
グラデーションは使えずとも、ブラシには透明度とブレンドツールが使えます。ちょっとデータ的には重たくなりますが、うまいこと作れば上手に作業が短縮できます。
散布ブラシの作り方
ブラシのパレットへ散らばせたい素材をドラッグアンドドロップすると、下図のようなダイアログが出てきます。
ひとまず散布させたい素材を全部パレットの上にのせてしまいましょう。乗せるとダイアログが出てきますので、「固定」項目を「ランダム」にセッティングしておきます。
ドラッグアンドドロップした素材のアイコンをダブルクリックすると、もう一度ダイアログが開いて再編集ができます。数値はこんな感じ。
適当にパスツールやペンツールで線を引いて、ブラシに収納した素材のアイコンをクリックすると、適用されます。
この花びら5枚が適用されるとこんな感じになります。
ちょっと景気よくひらひらさせてしまいましたかね……お好みで数値をいじってコントロールしてみてください。
全てのオブジェクトを選択したのち、「オブジェクト」から「アピアランスを分割」を適用すると、ブラシが分割されて一つ一つのパーツになります。たまに以下のように透明な四角に包まれることがありますが、
ダミーで適当にシェイプを使って、塗り、線ともにナシの状態から、「選択」>「共通」>「カラー(塗り)」を選ぶと、同じ設定のものが選択されるので消しやすいです。コレ結構いろんなところで応用ができるので、「選択」>「共通」は覚えておくと大変らくちんです。
これを実写の写真に合わせるとこんな感じ。
まあまあです。
和風の四角いきらきらの装飾
和風のイラストやワンポイントでよくみられるあの四角いグラデーションがかかったキラキラ、名前なんていうんですかね。
あれがフリー素材のブラシであまり見受けられないのは、おそらくグラデーションが効かないからなのかなぁ、とか、かんたんに作れるんだからサボるな! とか、そういうことなのかなぁと思うのですが、面倒なので作りました。
こんな感じです。
金銀の濃淡計4種類作ってます。
散布ブラシのパーツを組み合わせるときは5パターンを目安につくるといい
人は物事やパーツ、イラストなどを覚えるときに、3つを基準に多い少ないを判断するといいます。
「みんな言ってるよ!」のみんなはだいたい三人であることが多い、というのでわりと人のいう「みんな」って少なめなんですね。
なので、それ以上の数の中で、「ペアを作って覚えてしまうことができない奇数」を選択すると、5つが一番情報の散逸を見込める最小数値となります。
見せ方によってはこの5つも大変見やすく分かりやすい数なのですが、絵だったらこれくらいあるといいよね、みたいなイメージを持っているとちょっとだけ「うわあこぴぺしてるよ」から抜けられる……かも?
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