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情報は提供さえすれば注目してもらえるとは限らない
お客様との会話の一部です。
弊社「見積依頼フォームがあった方がよいですよね。」
お客様「えっありますよ。ページの左上の方。」
弊社「あ、見落としていました。ありますね。確かに。」
このように、情報は提供すれば必ず注目してもらえるとは限りません。
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思い込みは厳禁!
ユーザーはホームページ上の情報を一字一句くまなく読んでいるわけではなく、斜めに拾い読みをしています。
予想以上にせっかちであると考えてよいでしょう。
ページの上部にボタンを配せば必ず認識してもらえるという思い込みは禁物です。
注目してもらいたい情報は、自分で必要だと思う提示方法よりもはるかに目立つ方法で強調しましょう。
ユーザーの心理に合わせて情報提供を
最初から「見積を依頼しよう」と思っているユーザーは少ないものです。
従って「見積依頼」のボタンがページ上部に合ってもスルーされてしまいます。
ユーザーの気持ちになって情報をどこに配するかを決定していきましょう。
主張すべきはしっかり主張を
日本人はどうも主張が弱いようです。
言わなくてもわかってくれる。と言いますか、わかってくれることを期待する節があります。
「うちのサービスはA社よりも実は安いし、質も高いんだよね。」
ならば、明確に主張しましょう!
価格表しか掲載していないなら、工夫の余地が大いにあるのではないでしょうか。
消費者は徹底的に比較した上で商品を選択してくれると思ってはいけません。
意外かもしれませんが、消費者は「最高の満足を提供する商品」よりも、「とりあえず満足できる商品」を選択します。
最良のものを選択したいという希望はありますが、無数のWEBページやサービスの中から、徹底的に比較をして、最良のものを見つけるには相当の労力がかかることを知っています。そこまでの労力をかけようとはしません。
「うん、この条件なら満足できる」と判断したごく少数の商品郡から選択をします。
「よく比較してくれればわかるはずだ!」という考えでは、あなたの商品はろくに比較されずに、消費者の選択肢から脱落しているかもしれません。
ポイント
- 思い込みは禁物です。重要な情報は自分が思っているよりもはるかに目立つ方法で提示しましょう。
強調する手法としては、色、サイズ、アニメ、動画などがあります。 - ユーザーの心理をイメージして情報を配置しましょう。
- 2~3人のユーザーにWEBサイトを実際に使ってもらい、インタビューをするだけでもかなり多くの発見ができます。
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