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フリーソフトを使わず、PDF内にある表をExcel に変換する方法②
こんにちは。火曜日ブログ担当の田中です。
今日は前回の続きで
「PDFにある表をExcelに変換する②」です。
過去記事の「PDFにある表をExcelに変換する①」は下のリンクからどうぞ。
前回の方法と何が違うのかと言いますと、前回の場合はWordファイルに変換し、その上でExcelに変換をしました。
今回は、Wordファイルを使わない方法です。
Wordファイルにしたけれどうまくいかない、という方は試してみるとできるかもしれません。
全てのPDFファイルができるわけではないので、「必ずできます」と言えないところが残念です。
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Excelに書き出したい表を選択し、コピーをする
今回も下図のPDFの表をExcelに変換したいと思います。
下図のように選択し、コピーをします。
今回のポイントはテキストエディタ
テキストエディタを開く
今回はWindowsを入れている方であれば、ほとんどの方が使用できるメモ帳(Notepad)を使用しております。
テキストエディタに、データを貼り付ける
もし、下図の様に表の形式が崩れてしまったらExcelに正しく貼り付ける事ができません。
下記の方法を試してみてください。
テキストに貼り付けた時にうまくいかない場合
Google Chromeを起動し、表の形式でテキストに貼り付ける
まずPDFファイルをGoogle Chrome で開きます。
開き方は「PDFファイル」を右クリック→「プログラムから開く」を選択し、「Google Chrome」を選択します。
Google Chromeで開きますと、下図の様にファイルが開きます。
この画面上で、表を選択しコピーをします。
その上でコピーをし、ノートパッドに貼り付けを行ってみて下さい。
すると…
ちゃんと貼り付ける事ができたと思います。
※現在は上記の様にうまくできていますが、バージョンアップなどで出来なくなる可能性は十分ありますので、ご注意下さいませ。
他のブラウザで開いた場合
Microsoft Edgeと Firefoxで開き、コピーをしてみましたが、Google Chromeの方が良さそうです。
データを整える(置換をする)
今回は特別にデータを整える必要はないのですが、下記の赤、青枠に当たる、名称部分に半角スペースがあると、この先の手順で失敗をしてしまいます。
下図は例です。
もし、名称部分にスペースが入っていた場合は手直し、(量が多い場合は置換)を活用しましょう。
メモ帳のデータをコピーする
次に、メモ帳のデータを選択し、コピーをします。
Excelの「区切り位置」でセルごとにデータを配置しなおす
Excelに貼り付ける
先ほどコピーをしたメモ帳のデータをExcelに貼り付けます。
「区切り位置」の設定
この状態ですと、この場合はA列のみにデータが入っている状態になっておりますので、各セルに区切っていきます。
まず「データ」→「区切り位置」の順にクリックをします。
「区切り位置」をクリックしますと、下記のような画像が表示されますので、「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」にチェックがついている事を確認をして「次へボタン」をクリックします。
次に、スペースにチェックを入れた状態で、「次へ」をクリックします。
最後に「完了」ボタンをクリックします。
区切り位置を行ったExcelがこちらです。
体裁を整える
最後に体裁を整えて完了です。
いかがでしたでしょうか。
PDFの変換って意外と大変なんですよね。
少しでも皆さんの作業が楽になれたら嬉しいです。
Thank you for reading my blog.
Have a nice day
See you next time.
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