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《SEO》キーワードの揺らぎはどこまでカバーされているのか?
コンテンツマーケティングを実施する上でコンテンツのタイトルは非常に重要な要素となります。
ユーザーが検索に使っているキーワードを含むコンテンツを検索エンジンは検索結果として一覧で表示するわけですから、キーワードが含まれていなければ表示されません。
今回はそんなキーワードについてです。
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コンテンツの品質が良ければキーワードは気にしなくていい?
「ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作り、情報として発信していくことが最も重要なことだ。」
上記のようなことを聞いたことはあると思います。これは正解です。
だからといってこれはキーワードなんて気にすることなく、文章を書いとけばいいんだと素直に受け取ってはいけません。
高品質なコンテンツには効果的なキーワードが含まれている
ユーザーにとって価値があるコンテンツというのは、分かりやすくて具体的でベネフィットを得られるコンテンツです。
ユーザーは使用した検索キーワードに一致しているキーワードが含まれているコンテンツほどクリックする傾向があります。ということは、そのようなコンテンツには当然のようにユーザーが検索する際に使用するキーワードが含まれているということになります。
ですから、意識はしていなかったとしても高品質なコンテンツであれば、キーワードも十分考えられたものに結果的なっている可能性が高いと言えます。
といってもすべてのキーワードを盛り込むことはできないので・・・
検索結果に表示されることを意識して、検索キーワードをただ並べただけのタイトルにしてしまうのはダメです。
よくある失敗例が「英語と日本語の両方を書いているケース」です。
少し検証してみたいと思います。次のコンテンツは弊社でもよく見られている投稿の一つです。
この投稿のタイトルに含まれる代表的なキーワードとしては「ステップ、ワード、文書、画像、JPEG、変換」の6つが含まれていると考えることができます。
以下はGoogle Analyticsのオーガニック検索キーワードで、ワード、またはwordでフィルタをかけたものです。確かにタイトルに含まれているキーワードを含んだ検索クエリばかりのように見えますが、よく見てみると、「ワードとword」、「jpegとjpg」のようにタイトルには含まれていないキーワードを含む検索キーワードにおいても相当数の流入が獲得できていることが分かります。
この結果から多少の揺らぎは気にせずにキーワードを選択しても問題がないと言えます。(※これは揺らぎをGoogle先生がフォローしてくれているからです。)
タイトルに使われているキーワードのほうが流入数は早く増加する?
でも、タイトルにキーワードが合致しているほうが検索エンジンからの流入数が早く増加しそうな気がしたので、ワードとwordで調べてみました。
重ねてみると・・・(赤線が「word」、青線が「ワード」を表しています。)
ほぼ同じような軌跡を辿っていることが分かりました。
タイトルに完全合致しているからといって流入が早く増加するということもなさそうです。
複数の呼び名に関してはGoogle先生におまかせで大丈夫!
今回、ワードとwordでオーガニック検索キーワードからの流入数を見てみましたが、このように複数の呼び名がある場合でも若干の差はあるものの、流入数で見る限りではそれほど大きな影響を与えているものではないことが分かりました。
これは複数の名称がある場合においてはGoogleの検索エンジンが適切に処理してくれているからです。
このことから言葉の多少の揺らぎであれば、悩むことなくどちらかを使っていれば問題ないということが分かりました。
すべてのキーワードにおいて揺らぎが吸収されるわけではないと思いますが、一般的なキーワードにおいては揺らぎを気にする必要はほとんどないでしょう。
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