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【Illustrator】イラストレーターでつやつやな凹凸のある桜を描くチュートリアル
社長! お花見はいつですか! ビール買ってっていいですか!
ようやっと春めいてきたというのに今日の寒さに縮こまっていますが、久々にがっつりイラストレーターでチュートリアルをやってみようと思います。
イラレは根気です。あきらめない心がちょっとイイモノをつくります。
もっと簡単につくれないの? という方にも、ちょっとしたナビゲートをしておりますので、ゆるりとお付き合いくださいませ。
簡易手順書はこんな感じ
- ベースとなる形をつくる
- ベースとなる形に色をつける
- 色のついたベースに凹凸があるように色をさらにのせる
- ベースを回転させつつコピーする
今回のブログの見出しはコチラです!
- 1 1.円形ツールで適当な楕円を描く
- 2 2.シェイプツールからShift+ドラッグで正方形をかき、Shiftを押したまま任意の方向へドラッグする
- 3 3.オブジェクトを整列させる
- 4 4.オブジェクトを変形する
- 5 5.全てのオブジェクトを選択し、パスファインダで分割を選択する
- 6 6.ペンツール>アンカーポイントツールに切り替えて、オブジェクトの形を整える
- 7 7.色をつける
- 8 8.オブジェクト>パス>パスのオフセットでふちをつくる
- 9 9.オブジェクト>パス>パスのオフセットでマイナス指定をし、オブジェクトの内側にオブジェクトをつくる
- 10 10.凸凹に見せるための要素をプラスする
- 11 11.さらにつやを追加する
- 12 12.回転ツールでオブジェクトを量産する
1.円形ツールで適当な楕円を描く
ドラッグで描けます。イラレの基本動作はドラッグとクリックとショートカットキーです。
2.シェイプツールからShift+ドラッグで正方形をかき、Shiftを押したまま任意の方向へドラッグする
回転ツールで「45度」を指定しても、ひし形のかたちになります。
3.オブジェクトを整列させる
できたオブジェクト二つを両方とも選択します。この状態で、どちらかのオブジェクトを一度だけクリックすると、そのオブジェクトのガイドラインが太めの線になります。
これは、「このオブジェクトが今基準に指定されているよ」のサインで、整列パネルを使うときに頻繁に使用します。
この状態になったまま、整列パネル>「水平方向中央に整列」をクリックすると、オブジェクトが整列して真ん中にぴしっとなります。
「何のオブジェクトを基準にするのか」の指定を忘れるとアートボードに整列してしまいますので整列したいときは何を基準にするのか必ず指定してあげてください!
4.オブジェクトを変形する
ダイレクト選択ツールに持ち替えて、ひし形になった一番下の点のみを選択します。そのまま下矢印のキーを何回かクリックして、その点(アンカーといいます)を下に下げます。
5.全てのオブジェクトを選択し、パスファインダで分割を選択する
分割されると、オブジェクトが3つになります。不必要なところはデリートで消してしまいましょう。
6.ペンツール>アンカーポイントツールに切り替えて、オブジェクトの形を整える
基本動作は「アンカー」で「クリック」して「ドラッグ」です。
ダイレクト選択ツールはオブジェクトではなくオブジェクトを構成するアンカー(点)とパス(線)を選択することができるツールです。
7.色をつける
カラーパネル、あるいはスウォッチパネルから好きな色をお選びくださいませ。
仮色を置いた後、グラデーションパネルを開き、とりあえずカラーパネルの■から色を二回ほどドラッグアンドドロップしてみましょう。
グラデーションの棒の上であればどこにでも色を置くことができます。ドラッグして棒の外に出すと消えます。そのままグラデーションの棒(グラデーションスライダーといいます)の、下にぶら下がっている資格を選択すると、カラーパネル上で色を変更することができます。おこのみでグラデーションを作成してください。
疲れた人!!! 凹凸はできないけど、ここまでこればなんとなく桜になりますので、そのまま番号「12」まで飛んでくださーい!
8.オブジェクト>パス>パスのオフセットでふちをつくる
9.オブジェクト>パス>パスのオフセットでマイナス指定をし、オブジェクトの内側にオブジェクトをつくる
中に出来上がった色に「白から白へ」のグラデーションをつけます。
グラデーションスライダーの■どちらかを不透明度0%にすると、透明に至るグラデーションが作成されます。
10.凸凹に見せるための要素をプラスする
中に作ったオブジェクトをコピーし、さらに斜め上にずらしてコピーします。これを分割し、いらない部分を消すと、リボンのような光の具合が入ります。
Photoshopでいうところの「ベベルエンボス」の再現になります。
11.さらにつやを追加する
上記だけでも十分に凹凸が表現されますが、ちょっと寂しいので円形ツールでグラデーションをいれます。
ツールバーからグラデーションを選択すると、グラデーションの開始されるポイントをずらすことができます。さっきつくった透明グラデーションを思い出しつつぷりっとさせてみましょう。
12.回転ツールでオブジェクトを量産する
オブジェクトを全て選択したのち「Ctrl+G」あるいは「メニューバー>オブジェクト>グループ」でグループ化します。
そのまま回転ツールを選択、「Alt+クリック」で回転の中心を決めてください。選択を解除しちゃだめですよ!
これでコピーを押したらすかさず「Ctrl+D」を4回です。「Ctrl+D」は前の動作を反復するショートカットキーです。
同じ要領で適当にまんなかにおしべもつけてみましょう。
できあがりがこちら
ぷりぷりつやつやですな。
7から12へショートカットした方でも、なんとなく花びらの形にはなっているはずです。
これから春のPOPも必要になるかと思いますが、ひと手間でちょっとだけ目に華やかな春を演出するのもよいのではないかと思うのです。
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