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ワイン・お料理・音楽のマリアージュ!ワインと料理を楽しむ会に行ってきました
本日はホテルセンチュリー相模大野で開催された『バイオリン&ピアノ演奏の夕べ 〜 ワインと料理を楽しむ会』に参加してきました。
ホテル料理長特製フレンチのコース料理に、ベテランソムリエ厳選のワインを愉しんでいただく夕べを開催いたします。今回は、バイオリンとピアノの生演奏を聴きながら、ワインの解説やワインにあう家庭でのおつまみなど、ソムリエの楽しいお話も交えて、優雅なディナーを愉しんでいただけます。
夏の宵、ご夫婦で、あるいは大切なお友達と、暑さや喧騒からひととき逃れてリラックスした楽しい時間をお過ごしください。
テーブルには本日提供されるワインの名前とともにグラスが3つ並んでおります。
<一品目> 白ワイン:サンセール “ル・シェーヌ・マルシャン”
土壌は小石混じりの石灰質土壌であり、穏やかなミネラルと柑橘感あふれる果実味はマンダリンやグレープフルーツのニュアンスとほのかに黄色い花を感じさせる香り。
このワインに合わせるのが
パーナ貝スモークと海老のマリネ シトラス風味 サラダ添え
シトラスのすっきりした味わいのソースとワインの果実味やスパイシーさがよく合います。すこし辛味があるワインでしたが、スモークされたパーナ貝の香りと相性が良かった。
ワインメモ
さっぱり系の前菜にはすっきりした果実味のある白ワインが合う。
<二品目> リースリング レ・ゼレマン
リクヴィール村とシェレンベルグ村のブドウが主体であり、ミネラリティで洋ナシのコンポートのふくよかな香り。
気品あふれる香りとともにジューシーながら繊細な味わいが特徴。
このワインに合わせるのが
お魚のムースとお野菜のブリュノワーズ 浅蜊(あさり)エッセンスのブールブラン カレーの香り
「スモーキーでかつ白桃のような香りのワインと魚のムースのマリアージュをお楽しみください」
ソムリエ・小牧氏(小田急ホテルセンチュリー相模大野料飲統括マネージャー)の説明とともにワインとお料理が運ばれてきました。
小牧氏にマリアージュについて質問をしたところ
「お料理とワインを飲み合わせて調和させることを言うんだよ。お料理にうまくワインが乗っかって一体となるのがマリアージュなんだ。このお料理はカレーの風味があり、リースリングの香りがよく合うんだよ。さっきのサンセールと合わせてもうまくマリアージュしないんだよ。」
と優しく教えてくれました。(メモをしていたわけではないので正確には記憶しておりませんが、そんなニュアンスの説明をしてくれました)
マリアージュとは
飲み物と料理の組み合わせが良いこと。特に、ワインと料理の組み合わせについていう。
引用:コトバンク
あさりのうまみが溶け出したクリーミーかつ濃厚なソースに淡白なお魚とお野菜の香りがたまらない一品。
舌にのせた瞬間にとろーんとまとわりつくようなクリームソース。そこにワインを含むと、そのふくよかな香りがソース全体を包むように乗っかります。
「あーーー、これがマリアージュかぁ」
お料理とワインの飲み合わせでここまで調和を感じたのは初めてかもしれません。
試しに一品目の白ワイン「サンセール」と合わせてみると爽やかな香りとスパイシーな辛味がクリームソースと喧嘩をしてしまう感じでマリアージュしませんでした。
ワインメモ
クリーミーで濃厚なお料理には包み込むようにふくよかな香りの白ワインがよく合う。
<三品目>赤ワイン:ドメーヌ ド ロラージュ
2007年が初リリースのサンテミリオンの雄、ルイ・ミジャヴィルが手掛けた、センセーショナルワイン。カシスのリキュールや樽からのヴァニラ香と、骨格はあるがエレガントな味わい。
このワインに合わせるのが
豚肩ロースのロティ マスタードソース 季節のお野菜アスパラガスを添えて
ワインの香りが独特で草木や土を連想させる香りが鼻を抜けます。きっと樽の香りです。
色はルビーよりもピンクやオレンジに近い色をしており、熟成されたもののようです。見るからに濃厚さと甘味を連想させます。
周りからは「うまいね、これ」という声が聞こえます。
豚肉をひと口、ふた口と噛みしめて脂の甘味を感じた後にワインを含むとタンニンの渋味が甘味と調和してまとわり付くようなうまみに変化します。
塩と酸味が効いたマスタードソースが豚肉の甘味を引き出し、ワインと調和することで何とも言えないバランスになります。
「あぁ、本日2回目のマリアージュだわ」
ワインメモ
豚肉と渋みのある赤ワインの組み合わせはGood!
最後にコーヒーとデザートが付いて、7,000円でございます。とても良いイベントでした。
ご招待いただいた岡野さま、ありがとうございました!
ワインの世界に引き込まれてしまいました。
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