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手描き風チラシの依頼が増えてきたので、いろいろ応用するための素材を作成します。

手描き風チラシを作るときのフォントについてはこちら

手書きのチラシを作るときに覚えておくと便利なフォントとIllustratorツール

Illustratorで簡単なパターンをさくさく作成する

基本的な流れは以下の通り。

  1. パターンのオブジェクトを作成する
  2. 作成したオブジェクトをスウォッチにドラッグアンドドロップ
  3. スウォッチ上でパターンをダブルクリック
  4. パターンオプションで編集
  5. 図形に適応

それぞれ「ウィンドウ>パターンオプション」 「ウィンドウ>スウォッチ」でパネル展開。

Illustratorで作る簡単なチェックパターン

正方形を適当なサイズで四つ並べる

正方形を並べる

色を変える

色を付ける

線はナシ。

パステル系・淡いトーンでまとめるとあとから応用しやすいです。

 

スウォッチにドラッグアンドドロップ、図形に適応して確認

スウォッチに登録

図形に適応して確認

 

スウォッチ上でダブルクリックして編集

パターンオプション

応用

「Ctrl+F」で並べた四つの正方形をコピーし、真上に重ねる。
前面のオブジェクトにラフを適応。

ラフを適応

こんな感じ

ラフを適応

これをスウォッチにいれて適応するとこうなります。

ラフを適応

隙間が空きますね。これをパターンオプションで埋めます。

ラフを適応
ラフを適応

ラフな感じになりました。
もうすこし手を入れていきます。
「ウィンドウ>ブラシ」からブラシパネルを展開し、「ブラシライブラリを開く>アート>アート_水彩」で「アート_水彩」を展開します。

水彩を適応

適当に線を描いて並べます。

水彩の線を並べる

不透明度70%で乗算します。

不透明度70で乗算

適応するとこんな感じ

不透明度70で乗算

パターンオプションで編集するとこんな感じ。

「右クリック>変形>拡大縮小」でサイズ変形ができます。

ひと手間パターン

ひとてまかけると雰囲気がかわります。

ひと手間パターン完成

Illustratorで作る簡単なボーダーパターン

やり方はチェックとあまり変わりません。

正方形に納まるように長方形を作ってスウォッチにいれて適応

ボーダーパターン

 

ラフを適応して応用する

ボーダーパターン ラフ適応

パターンの上書きはできないけれど……

ブレンドツールで以下のようなものを作成し、ブラシからデフォルトのものを適応します。
「編集>ブレンド>拡張」から「オブジェクト>アピアランスを分割」を指定。
ボーダーパターン ブレンドツール

ボーダーパターン ブレンドツール

ボーダーパターン ブレンドツール

これをスウォッチに入れます。さっきの図形に適応するとこんな感じ。

ボーダーパターン ブレンドツール

「オブジェクト>分割・拡張」で塗りにチェックを入れた状態でOK。これでスウォッチに登録できるようになります。が、そのまま編集すると激重なので、少し細工をします。
パターンオブジェクトをすべて選択、「アピアランスを分割」ですべてのラフ部分をアウトライン化した後、そのまま「パスファインダ>合流」をクリックします。ちょっと時間かかりますが気長に待ちましょう。

適応するとこんな感じ。

ボーダーパターン仕上げ

パターンオプションで編集するのですが、だいたい激重ですので、まったりやりましょう。

適応するとこんな感じ。

ボーダーパターン仕上げ

 

Illustratorで手描き風を演出するときは「ラフ」と「落書き」

ラフ

ラフ

 

落書き

落書き

 

 

サンプル

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