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Illustratorで作る簡単なパターンの作り方
手描き風チラシの依頼が増えてきたので、いろいろ応用するための素材を作成します。
手描き風チラシを作るときのフォントについてはこちら
手書きのチラシを作るときに覚えておくと便利なフォントとIllustratorツール
今回のブログの見出しはコチラです!
Illustratorで簡単なパターンをさくさく作成する
基本的な流れは以下の通り。
- パターンのオブジェクトを作成する
- 作成したオブジェクトをスウォッチにドラッグアンドドロップ
- スウォッチ上でパターンをダブルクリック
- パターンオプションで編集
- 図形に適応
それぞれ「ウィンドウ>パターンオプション」 「ウィンドウ>スウォッチ」でパネル展開。
Illustratorで作る簡単なチェックパターン
正方形を適当なサイズで四つ並べる
色を変える
線はナシ。
パステル系・淡いトーンでまとめるとあとから応用しやすいです。
スウォッチにドラッグアンドドロップ、図形に適応して確認
スウォッチ上でダブルクリックして編集
応用
「Ctrl+F」で並べた四つの正方形をコピーし、真上に重ねる。
前面のオブジェクトにラフを適応。
こんな感じ
これをスウォッチにいれて適応するとこうなります。
隙間が空きますね。これをパターンオプションで埋めます。
ラフな感じになりました。
もうすこし手を入れていきます。
「ウィンドウ>ブラシ」からブラシパネルを展開し、「ブラシライブラリを開く>アート>アート_水彩」で「アート_水彩」を展開します。
適当に線を描いて並べます。
不透明度70%で乗算します。
適応するとこんな感じ
パターンオプションで編集するとこんな感じ。
「右クリック>変形>拡大縮小」でサイズ変形ができます。
ひとてまかけると雰囲気がかわります。
Illustratorで作る簡単なボーダーパターン
やり方はチェックとあまり変わりません。
正方形に納まるように長方形を作ってスウォッチにいれて適応
ラフを適応して応用する
パターンの上書きはできないけれど……
ブレンドツールで以下のようなものを作成し、ブラシからデフォルトのものを適応します。
「編集>ブレンド>拡張」から「オブジェクト>アピアランスを分割」を指定。
これをスウォッチに入れます。さっきの図形に適応するとこんな感じ。
「オブジェクト>分割・拡張」で塗りにチェックを入れた状態でOK。これでスウォッチに登録できるようになります。が、そのまま編集すると激重なので、少し細工をします。
パターンオブジェクトをすべて選択、「アピアランスを分割」ですべてのラフ部分をアウトライン化した後、そのまま「パスファインダ>合流」をクリックします。ちょっと時間かかりますが気長に待ちましょう。
適応するとこんな感じ。
パターンオプションで編集するのですが、だいたい激重ですので、まったりやりましょう。
適応するとこんな感じ。
Illustratorで手描き風を演出するときは「ラフ」と「落書き」
ラフ
落書き
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