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4月3日(現地時間)、米Googleが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して、人々の動きの変化を記録したCOVID-19 Community Mobility Reportsを公開しました。

 

COVID-19コミュニティモビリティレポートの閲覧の仕方

以下のURLにアクセスします。

COVID-19コミュニティモビリティレポート

「国または地域で検索」に「Japan」と記載して検索すると、「日本」のデータがPDF形式でダウンロードできます。

 

COVID-19コミュニティモビリティレポートはどんなデータを利用しているのか

COVID-19コミュニティモビリティレポートは、Googleアカウントに紐付けられている「ロケーション履歴」を利用しています。
「ロケーション履歴」とは、スマートフォンなどの端末を持って訪れた場所が、Googleによって、自動的に、かつ定期的に、位置情報を取得される機能です。このデータはグーグルマップや検索など、Googleサービスを利用していないときでも取得されます。
インターネット接続をしていなくても、オンラインになった時点で、保管されていたデータがアカウントに保存されることがあります。
位置情報を取得されることはプライバシーに関わることです。このため、機能はデフォルトでオフになっています。

以下の手順でロケーション履歴の機能をオンにすることができます。

 

  1. グーグルアカウントにログインする(ない場合は新規作成)
  2. 「データとカスタマイズ」を選択する
  3. 「アクティビティ管理」から「ロケーション履歴」を選択する
  4. デフォルトで一時停止になっているタブをオンにする
  5. 「ロケーション履歴を友好にしますか?」と尋ねられるので「有効にする」をクリックする
  6. 外出、通勤、観光などで特定の場所を訪れた時のデータを取得し、それに関わるおすすめ情報や関連性の高い広告を表示するなど、パーソナライズ検索によく利用されていると考えられます。

 

COVID-19コミュニティモビリティレポートによる日本の主な主要都市の人々の動き

データは4月2日(13:21)のものです。データは常に、2~3日前のものになるようです。

前文に、「このレポートは医療診断、予後、治療目的には利用しないでください。また、個人的な旅行のガイダンスとして使用することも意図していません」と書いてあります。このデータは、医療に関わる全ての行為の根拠にはなりえません。
また、より旅行を企画するよう促しているものでもありません。
さらに、このデータを国と国、地域と地域の変化を比較するために使用することはおすすめしません、とも書いてあります。データは比較を目的としていません。単にその場所、その地域の人々の動きを示したものであり、感染率を低下させるための社会的距離測定などの、公衆衛生戦略に役立てるためのものです。
統計的に有意と認められないデータは、レポートに記載されていないようです。
十分注意した上でデータを利用しましょう。

 

日本全体のレポート

3月20日からの連休では、交通機関(乗換駅)の利用は大きく減少していますが、公園の利用はお花見の時期も相まってか大きく上昇しています。

3月25日に週末不要な外出自粛が東京都から出されました。これ以後、いずれのパラメータも大きく減少していますが、企業・職場での人々の動きはほぼ変わらずで、在宅率も大きく上昇していません。テレワークが推奨されていますが、現実的には厳しい状況が続いています。

 

神奈川県のレポート

小売店や食料店、薬局など、25日を境目に多くの販売店で動きが減少しています。公園の人々の動きも大きく減少しています。

 

COVID-19コミュニティモビリティレポートでわかること

外出自粛や自宅待機令などが、人々の動きに与えた変化を把握することが目的でこのレポートは作成されています。

COVID-19においては、日本では「3つの密を避ける」海外では「社会的距離を取る」といった対策が推奨されていますが、このデータはこれらの対策を行うに非常に有用であると言えるでしょう。GoogleJapanは以下のように述べています。

これは感染症流行のピークを遅らせ引き下げることを目的とした、例えば在宅勤務の推奨、外出自粛、欧米等ですでに発令されている自宅待機令といった対策が与えた変化に関するインサイトを提供することを目的としています。もちろん、本レポートは、Google の厳格なプライバシー規約とポリシーを順守しており、その上で役立つ情報となることを目指しています。

 

避けられない外出の傾向を把握し、営業時間や宅配サービスの提供について推奨事項を定める場合や、公共交通機関における混雑の傾向を知ることで、乗客が社会的距離を保てる空間確保のために増便の必要性を検討する場合などに、何らかのインサイトを提供できるのではないかと考えています。

GoogleJapanのブログ記事はこちら。

感染症対策の専門家を支援。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と戦う上で役立つデータを

有用な情報が次々に公開されています。適切な情報を手に入れて、有効活用していきましょう。

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