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重複するコンテンツがある場合に使うrel=”canonical”を分かりやすく説明してみる
同一ドメイン内、または異なるドメイン(aaa.com、bbb.com)において、重複するコンテンツを設置しなければいけない場合、rel=canonicalタグを使うのが効果的です。
ということで、今回はrel=canonicalタグについてできる限り分かりやすく説明したいと思います。
canonicalってなんて読むの?
canonical、読み方はカノニカル、意味は「基準の~」という意味が一番しっくりきます。
つまり、基準となるサイトを指示するためのタグです。
rel=canonicalタグなんてよく分からん!という人のために
簡単に言うと、検索エンジンの悩ませないためのタグです。
例えば、aaa.comとbbb.comを運営している会社が同じで、どちらのドメインにもほぼ同じ会社概要を掲載していたとします。
人間はそれを同じ会社が運営しているということを簡単に判断できますが、検索エンジンからしてみれば難しい判断となります。どっちが本物なの??って悩んでしまいます。検索エンジンを悩ませるのはSEO的によくありません。検索エンジンにはスッキリと判断してもらうのがベストです。(※技術的な話は省略)
ほぼほぼ同じコンテンツがインターネット上に存在している時に、
こっちがメインのサイトですよ!と検索エンジンに伝えるタグ
それがrel=canonicalタグの役割です。
使い方は簡単!
headタグの直後に基準となるメインサイトのURLを書くだけです。
例えば、会社概要のドメインだけがURL上で異なるサイトがあるとします。
- aaa.comの会社概要のURL:http://aaa.com/company
- bbb.comの会社概要のURL:http://bbb.com/company
このような場合において、aaa.comを基準となるメインサイトであると検索エンジンに伝えたい時には以下のように書きます。
<head>
<link rel=”canonical” href=”http://aaa.com/company” />
~~省略~~
</head>
headタグの直後に書いたほうが良いそうです。ちなみにbodyタグの中に書いても無視されるので注意です。
これでaaa.comの会社概要がメインとなるコンテンツなんだということを検索エンジンに伝えることができます。
使うときには注意が必要
このrel=canonicalタグですが、使うときには以下の注意点を守る必要があります。
URLを1対1で割り当てること!
です。
あくまで、ほぼ同一のコンテンツでどっちがメインなのか検索エンジンの悩みを解決するためのタグですから、内容が異なるコンテンツのメインがこっちですよ!という使い方はそもそもよく分かりませんよね。
完全にドメイン毎引っ越しして、もう過去のドメインは使いません!
という場合は、301のリダイレクトを使うほうが最適です。
rel=canonicalタグの使い方はなんとなくご理解いただけましたでしょうか?
ご不明なときはお気軽にコメント欄に書いてくださいねー。
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