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商圏内の総人口は?男女別人口総数及び世帯総数のメッシュ統計結果を地図に表示してみる
商圏とは自店舗に目的来店をするお客がいるエリアのことで、その範囲は3~5分が目安になります。
移動手段によりその距離は違います。
- 徒歩・・・300m
- 自転車・・・1Km
- 自動車・・・2.5Km
地図を用いて、店舗の位置を中心として円を書くとわかりやすいですね!さらに、その円の周辺にはどれくらいの人が住んでいるのかが分かると、プロモーションの計画も立てやすくなります。今回は、下図の様な地図を簡単に作る方法をお伝えします。
今回のブログの見出しはコチラです!
地図による小地域分析(jSTAT MAP)
総務省統計局が提供する「政府統計の総合窓口」から、誰でも簡単にマップが作れます。
STEP1 地図を表示する
地図による小地域分析のページを開きます。
お試し版をクリックします。
(利用申し込み<無料>をすれば、地図上に書いた情報を保存することもできます)
お試し版開始をクリックします。
神奈川県をクリックします。
地図が表示されます。
画面左上の欄に住所を「丁目」まで入力します。番地まで入れてしまうと認識してくれません・・・
○・・・神奈川県相模原市中央区中央3
×・・・神奈川県相模原市中央区中央3-12-3
住所を入力したすぐ下に、同じく住所が表示されるのでクリックします。
入力した住所の地図が表示されます。
STEP2 商圏を表す同心円を描画する
エリアをクリックします。
グループ名に店名(今回はインクループ)を入力し、「次へ」をクリックします。
「円」をクリックし「同心円」をクリックします。
エリア名に「商圏」と入力します。
円設定の第1円、第2円、第3円のそれぞれにチェックを付けて、次のように入力します。
- 第1円・・・0.3
- 第2円・・・1
- 第3円・・・2.5
地図上の店舗のある地点をマウスでクリックすると、そこを中心に同心円が描画されます。
「登録」をクリックします。
「閉じる」をクリックします。
「閉じる」をクリックします。
STEP3 メッシュ統計結果を地図に表示
統計データをクリックします。
「H22国勢調査(1Kmメッシュ)→「男女別人口総数及び世帯数」→「人口総数」の順にクリックします。
「指標選択」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
「集計開始」をクリックします。
メッシュ統計結果を地図に表示することができました!
面を見る!
立地は以下の「面・線・点」で判断しますが、面(人がいるか?)を判断する材料の一つとして、商圏内の総人口が使えます。
- 面・・・人がいるか?
- 線・・・人が通るか?
- 点・・・店舗が見えるか?
総務省では5年に1回、国勢調査を行っており日本全国でそこに滞在するほぼすべての人を対象に、年齢、職業、職場での地位など、様々な調査をしております。
この情報をうまく活用して立地調査や、プロモーションに活かしていきたいですね。
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