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助成金のテンプレートをダウンロードして申請書を作るときに必ずチェックが必要な3つのポイント
こんにちは。
田中です。
最近雨!、雨!、雨!ですね。
洗濯物が部屋干しばかりで、少々臭いっ!!
柔軟剤をいれてもにおいが…
洗濯機が臭いんかなぁと思う今日この頃です。
今日は、助成金書くにあたって失敗し、その反省を備忘録的な記事にしたいと思います。
助成金の申請書を作成するようになって、もうそろそろ3か月。
いろいろと知識が増えてきました。
普段では中々調べることのない法律などに触れることができて、とてもいい経験ができています。
社労士の資格を持っていないし、そういった助成金の申請を出す経験をしていないので、たくさんの失敗をしましたが、直近の介護支援取組助成金は無事に申請を完了させることができました。
そこで
- これからなんらかの助成金を申請しようとしている方
- 社労士にお願いしたいけれど、お金がないから自分で申請するしかない…という方
- 上司に助成金のことについて調べるよう言われた方
のために、
“気を付けるべきテンプレートから作成するポイント”
をまとめてみたので参考にしていただければと思います。
今回のブログの見出しはコチラです!
チェック1:そのテンプレートは法律改正に対応していますか?
失敗談
助成金の申請をする上で、就業規則が大事になってきます。
例えば、先日申請をした、両立支援助成金(介護支援取組助成金)ですが、育児介護休業法というのがあり、これを就業規則に盛り込む必要がありました。
しかし、膨大な法律から必要なものだけを探すのは不可能に近いので、やはりテンプレートを探し、インクループ用にアレンジして提出しました。
テンプレートも見つかった事ですし、安心して提出したのですが、数日後労働局の担当者から…
「○○の部分は今の法律と違っているので修正してください。」
と…
なんですとっ!!(;゚Д゚)
チェックポイント
一から作成はなかなか難しいのでテンプレートを使うと思います。
しかし、そのテンプレートの法律は変わっている可能性があるので今の法律と照らし合わせる必要があります。
チェック2:必要なテンプレートは一つとは限らない!!
失敗談
テンプレート失敗シリーズ第2弾です。
これもまた育児介護休業法のテンプレートを使用したのですが、その時の記載に…
「2.前項の定めに関わらず、労使協定により適用除外とされた以下の各号に該当する者についてはこの限りではない。」
とあります。
一見特に悪い部分がないのですが、ここに「労使協定により除外とされた…」とあります。
ここの点に気づかれた労働局の担当者の方は
「ここに労使協定と記載がありますが、労使協定は同封しましたか?」
労使協定?( ゚д゚)
あぁ、それって36協定のこですよね?(´∀`;)
「…(しばらく無言)
え~っと、それとは別です。この書き方ですと、育児介護休業の明記にあたり、労使協定が別に必要なんですよ。
厚生労働省のHPにテンプレートがありますのでそれを使って下さい。」
ありがとうございます…(´∀`;)
チェックポイント
今思えば、労使協定と36協定が同じだと思っていた自分がとても恥ずかしいですが…
テンプレートなので、全文OKだと勘違いしていました。
「労使協定により…」ということなので、労使協定と明記されているものが必要でした。
このように別の指定をしている場合にそれも準備できているか確認しましょう。
チェック3:コピペだけで作ることはできません!!
失敗談
テンプレートの失敗談3つ目いきます!
第○○条とか就業規則に記載しているかと思います。
この頭の第○○条はもちろん直すと思いますし、直しました。
ところが、労働局の担当者さんから…
「あの~就業規則のここにある条項に書いてあることと、○○に書いてある条項の番号が違うようですが…」
「えぇっ!!∑(゜∀゜)
そ、それは…え~っと確か…」
「あ~、ありました。番号がずれちゃったんですね。ここも直しておいてくださいね」
は、はい…お手数おかけします…(´∀`;)
チェックポイント
文章の中身も、もちろんそのままテンプレートなので、もし第○○条においてとか、第○○条参照とか、どこか指定していたりするときはそこもチェックをしましょう。
まとめ
この3つのコメントの後、担当者の方から
「それでは今お伝えしたものを修正して再提出してくださいね。
期限は一週間以内でお願いします。」
と・・・。
一週間って結構すぐなんですよね・・・。
この後も2回ほどやり取りがありましたが、今回対応して頂いた労働局の方はとても親切に対応して頂きとても助かりました。
電話した回数は数知れず。
全然分かってない私とのやり取りにも関わらず、とても丁寧に応対して下さいました。
この他にも、
「助成金とは関係ないところですが、ここも今の法律と違っているので、調べて反映してください。」
と宿題を出されたりと・・・
調べてみると実際に少し違っていたりして、勉強になったりもしました。
労働局というと、ちょっとお硬いイメージや、近寄りがたいイメージがありますが、今回のように親切に対応してくださる方もいらっしゃいますので、遠慮なく聞いてしまっていいのかなって思います。
助成金の申請を会社から任されたことは自分の成長にすごく役立っていると感じています。
そして自分が得た知識を会社のメンバーにシェアすることで喜んでくれること、さらにあのM氏に「それは知らんかったわ~」と言わせることができます。(笑)
助成金の申請を通して、とてもいい情報共有ができていると思います。調べるのは大変ですけれど・・・。
参考にしたテンプレート
こちらにリンクを貼っておきます。
育児介護休業法参考テンプレート
でわでわ。
Thank you for reading my blog.
See you next time.
Have a nice silver week!!
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