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フォントの基礎と知っておくべき有料和文フォントについて
>「現在メンテナンス中のため… 」WordPress エラー 対処 でT氏が頑張って
>【Photoshop】背景を透過した状態で燃えるロゴを作成するチュートリアル を作ってくれたようですが
どうにもわかりにくかったようで、ううん。人に伝えるというのはかくも難しい事なのですね……
T氏、「桜焔」でやるならこれくらいやらんと。
一時間タイムアタックしたトレス作業は最後のほうにぺっと動画のっけておきますネ。
T氏のそもそもの失敗はアレ、フォントのチョイスが間違っているっていう点です。
なんかの行書体だとは思うんですがどれかなー。
そもそもフォントとは何か
フォントというのは書体データのことで、日本語だけでも数多くのフォントがあります。有料から無料まで様々ですが、ローマ字フォントと違って日本語フォントは割高です。なぜなら日本語フォントは「ひらがな」「カタカナ」「漢字」と、必要とする最低限のデータの量が圧倒的に多いためです。
常用漢字以外にもデータを保有しているフォントはますます割高になります。名前でも「高」のハシゴダカと普通のタカでは別のデータになるわけですし、頭株やツメ文字などさまざまな文章のルールがある日本語は、きっちりフォントデータを作ろうと思うと果てしない年月がかかるのです。
フォントファミリーとフォントウェイト
フォントファミリー:フォントの種類になります。MSゴシックだったりMS明朝だったり、小塚ゴシックだったり小塚明朝だったり。
フォントウェイト:フォントの太さになります。エキストラライト、ライト、レギュラー、ミディアム、ボールド、ハイボールド、エキストラボールド、ウルトラボールド等といった表記のほかに、数字のカウントアップだったりします。
これだけは知っとけ有料和文フォント5選
新ゴ|モリサワ
交通安全の表記なんかにもよく使われる代表的なゴシックフォント。困ったらこれ使っとけば8割どうにかなる。
マティス|フォントワークス
知る人ぞ知るエヴァンゲリオンのタイトルで使われているフォント。隠れてエヴァフォントなんて読んでました。今はマティスよりもモリサワのリュウミンを愛している浮気者です。
ヒラギノ|株式会社SCREENホールディングス
マッキントッシュのデフォルトフォント。ゴシックと明朝両方あります。愛しています。困ったらこれ使っとけば8割どうにかなると思っているフォントその2。
小塚|Adobe
Adobe先生御用達の小塚さん。ゴシックと明朝両方あります。割と使い勝手はいい子ですが、大人しめなのでシチュエーションは選びがち。
平成明朝|ダイナコムウェア株式会社
すっきりとした日本語のための日本語フォント。ゴシックと明朝両方あります。こちらもわりと使い勝手が良いのですが、すきっとしすぎているのでシチュエーションを選びます。
文字を加工するときのフォントの選び方
>【Photoshop】背景を透過した状態で燃えるロゴを作成するチュートリアル でも申し上げました通り、フィルターというものはピクセル上にしかかかりません。つまり「ピクセル範囲の小さいもの」にはあまり効果が見えないものなのです。
したがっていくらレイヤースタイルの「境界線」や「ドロップシャドウ」を広げてピクセル範囲を広げても、前面にくるフォントサイズとかみ合わないのでマッチングしないのですね。
また、行書体というのファミリーは日本語独特の「縦に書く」文字に特化したフォントです。はらいや留めが柔らかいこのフォントは、基本的に横に力が働かず、流れるようなイメージを人に与えます。言ってしまえば水のようなフォントなんですね。
そんなフォントがファイヤされるとどうなるか、がT氏のものになるわけです。
そんじゃ上手に焼けましたできるフォントはどんなものなのか、というと
- 肉厚であること(焼ける肉はデカければデカいほどリッチ)
- 重々しくあること(重いフォント=フォントウェイト=太いフォントは存在感を増します)
- 華やかであること(ファイヤさせるならフラワさせて花火してるほうが華やかです。とくに和イメージなら)
イチオシはコレ。
ファイヤさせるとこう。
ちなみに同じ色にすると私でもファイヤしません。
邪悪な何かの波動をビシバシと感じますね。
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