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《イラスト教室》イラストで質感や素材感を出すためには?今回のテーマは「土」
こんにちは。incloopでイラストや手描きテイスト、女性向けデザインなどでお仕事させてもらっております、高木と申します。今回ははじめてのブログという機会を頂きましたので、何を書こうかな~と考えていたのですけど…得意分野という事で、イラストが出来るまでをご紹介出来たらと思います。
今回のブログの見出しはコチラです!
ブロック型で質感のある絵を描いてみよう!
よくイラストSNSで見るお題をいつかやってみたいと思っていたので…良い機会なのでいざ挑戦!
まずはブロック型(正方形)を作成
使用ソフト:Illsutrator
ツール>多角形ツール>六角形を指定します。
shiftを押しながら、正六角形を描きます。そのあと90度回転します。
六角形を複製し、一辺をはさみツールで切り取ります。その後余分な部分は削除します。
一辺を複製し、反転させてv字型にくっつけます。そのv字型を六角形に重ねて、最後に下に線を足したら正方形のできあがり。これで下準備は整いました。
基本となる色を入れる
使用ソフト:CLIPStudioPaint
まずはざざっと色をいれます。自分の土を連想する色を入れます。バケツでさっと塗るのもいいのですが、ムラ感から良い質感が生まれることもあるので私の場合はブラシで塗っていきます。私はちょっとリアル系の絵を描く時、油彩系ブラシを良く使います。
光源を決めて、明るくなる場所、暗くなる場所を想像して明暗を分けていきましょう。
土っぽくなるように質感を描き込む
クラックや断層などを想像して質感を描き込みました。色を重ねると土っぽく感じなくなってきたので水を含んだ土を想像して色を変更してみました。題材を決めたのは自分なのに、観察が足りないものをテーマにしたことに後悔を感じ始めました…
リアル感をだすために、表面に石を描き込んでみました。影を足して、立体感を出していきます。
更にトッピングしてみる
質感に疑問を感じつつ、素材感を更に高めるためにこぼれた土を描いてみました。
更に、細かく描き込みます。
小学校の時、お芋掘ったのを思い出して根っこを描き込んでみました。さらにその上に雑草もトッピング。
できあがり!
草に影を描き込んで…時間に制限もありますので、ここで出来上がりとします!
おまけ:締まった画に見せる小技
使用ソフト:Photoshop
最後に、Photoshopで絵にシャープをかけます。こうすることで、縁がハッキリとして今風の絵に仕上がります。
描いてみて
とても楽しかったです。ある程度質感は出たかな~とは思いますが、リベンジや、他の材質にもチャレンジしてみたいな、と思っています。土の質感は奥深く、難しいテーマでした。
この記事をみて興味を持っていただけましたら是非チャレンジしてみてほしいです。
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