記事の詳細

こんにちは。

ここのところ補助金の記事しか書いていませんが…
今日は「おもてなし規格認証2018」の記事を書きたいと思います。

ちなみに補助金申請を検討している方は、とても重要になると思われます!
補助金は別に…と思っている方も重要になると思われます。

「なぜ重要なの?」ということを説明していきたいと思います。

※「2017年のおもてなし規格認証<紅認証>を取得している方は、2018年の3月末日まで」となっています。
2018年1月11日から2018年度版が取得できるようになっていますので、下記リンクから取得をどうぞ。

おもてなし規格認証2018登録ページ

 

おもてなし規格認証とは…

”日本のサービス産業と地域の活性化のために” 
サービス産業は今や日本のGDPの約70%を占めるとともに、地域雇用を生み、地域に住む人々の暮らしを支える経済の柱です。地域経済、ひいては日本経済の発展には、このサービス産業の活性化と生産性の向上が不可欠です。

しかし、サービスは「その場・その人」が受ける一度きりの、それ自体は「目に見えない」ものです。このため事業者が高品質なサービス提供を行っても、それを付加価値として価格に転嫁しづらい現状にあります。日本全体のサービス産業の底上げをはかるためには、高品質なサービスに対して、それにふさわしい評価が受けられる制度的な枠組みが必要です。

そこで、こうした現状を改善し、サービス品質を「見える化」するための規格認証制度として「おもてなし規格認証」が誕生しました。これまでの日本政府の検討をふまえ、民間規格としての運用を通じて、本制度は日本のサービス産業と地域経済の活性化を推進していきます。
おもてなし規格認証様ページ「おもてなし規格認証とは」参照>

 

 

補助金とおもてなし規格認証の関係性

一見、補助金とおもてなし規格認証が関係していないように感じますが、注目すべき点が2つあります。

  • おもてなし規格認証のページ内で『公的支援「補助金や公的融資など」を受けやすく』と明示されている。
  • おもてなし規格認証は経済産業省創設。

おもてなし規格認証のページ内で『公的支援「補助金や公的融資など」を受けやすく』と明示されている。

おもてなし規格認証様のページ内に驚くことに明記されています。(「おもてなし規格認証とは」ページ内)
おもてなし規格認証とは

※公的融資の場合は、「紫認証、紺認証、又は金認証を取得した事業者に限る」とあるので、紅は対象とならないようですね。
ちなみに認証は、「紅、金、紺、紫」の4種あります。

おもてなし規格認証は経済産業省創設

おもてなし規格認証2016の時の記事ですが、「経済産業省は、我が国のGDPの約75%を占めるサービス産業の活性化・生産性向上のために「おもてなし規格認証」を創設し、」とあります。
経済産業省様のおもてなし規格認証2016のページ
「何の補助金」との明記はありませんが、以前も掲載しましたが「平成30年度 中小企業・小規模事業者関係予算案のポイント」にはものづくりを始めとした補助金に関わる用語が明記されています。

このことから、おもてなし規格認証の取得は補助金を申請するにあたって重要となります。

 

補助金を提出していないけれど「おもてなし規格認証」は重要なの?

補助金を提出を検討していない人も重要かどうか?

これは個人的な見解になりますが、今後より重要になると思います。

特に外国人をターゲットにした顧客を視野にしているのならば

注目する点がおもてなし規格認証のテスト項目にありますので、見てみましょう。

おもてなし規格認証のテストと外国人顧客に関する質問

テスト項目ですが、以下の7つの分類、30項目からなっております。

  • 情報提供に関する取組 (4問)
  • 設備に関する取組 (4問)
  • 職場などの環境改善に関する取組 (4問)
  • 業務の改善に関する取組 (6問)
  • ツールの導入・用意に関する取組 (4問)
  • 顧客理解・対応に関する取組 (5問)
  • 人材教育・育成に関する取組 (3問)

質問内容としては、
「インターネットを活用した情報発信・問い合わせ対応を実施しているのか?」もしくは「実施を検討しているのか?」
などの質問に回答していく形式となっています。

注目すべき点は、この30項目の質問の中に外国人顧客に対する対応の質問が9問も含まれている事です。
下記は質問の一例です。

  • 店内外サイン(例:トイレ、非常口、看板など)についての外国語表記、または訪日外国人にもわかりやすいピクトグラム※などの活用
  • サービスを利用する上で、外国人が困りそうなことへの備え
  • 外国語版近隣マップの用意 など

訪日外国人を視野にいれたチェック項目になっている事がわかります。

訪日外国人は2800万人を突破!

※日本政府観光局の記事参照

平成29年 訪日外客数・出国日本人数
2016年と比較しますと19.3%も増えています。
過去のグラフと踏まえると…

過去最高の訪日外国人の数値です。

 

日本に来てやりたい事は、日本料理を食べる事、ショッピング、観光、温泉巡り

最近外国人が増え、「日本に来て何をしたいのだろう」と思う事があると思います。
自国にいるとわからない、日本の良さを訪日外国人の方達は知っているのかもしれません。

彼らが日本に来る目的の統計です。

※日本政府観光局の記事参照

1位:日本食を食べる事

2位:ショッピング

3位:自然・景勝地観光

4位:温泉

となっています。

観光よりも日本食を食べる事が1位ってすごいですね。

しかし、これほどの多くの外国人が日本に訪れていますが、課題点は多くあります。
次は、「実際訪日外国人は日本で何に困っているのか?」です。

まだまだ訪日外国人との言葉の壁

下記アンケートは国土交通省の観光庁が2017年に実施しました「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート」内の旅行中に困ったことです。
訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート結果記事参照。※ページの読み込みに時間がかかる場合があります。


このアンケート結果を見ますと、まだまだ言葉の壁が払拭できないようです。

ここで、おもてなし規格認証に話が戻ってきますが、おもてなし規格認証が訪日外国人のお店を探す際の参考(外国人のおもてなしができる)になる可能性があります。
先ほど簡単に認証の種類に触れましたが、最上級の紫認証を所持していると「なんらかの外国人顧客に対するサービスができる」という事になります。
※認証をもらうためには、別途指定機関によるチェック(有償)が必要になります。

外国人顧客へのサービスを視野にしているのであれば、おもてなし規格認証の取得を検討してみると良いかもしれません。

 

おわりに

日本には私たちの見えていない魅力がたくさん詰まっているのだと思います。
その証拠がこちらです。

満足度(大変満足と満足)、再訪意向(必ず来たい、来たい)と80~90%以上の人達が思ってくれています。
無料の無線LAN環境が充実していなかったり、言葉の壁があるにも関わらずです。

日本の思いやりの精神が高く評価されているのだと思います。

2020年にオリンピックがあり、今よりも訪日外国人の方が多くなると予想されます。
2020年になってから認証を取りに行っても取得に間に合わなくなる可能性もあります。
おもてなし認証<紅>であれば無料で取得できますので、下記リンクの「おもてなし規格認証チェック」で確認をしてみてはいかがでしょうか。

おもてなし規格認証チェック

 

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