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「Googleが掲げる10の事実」から学ぶWEBサイト作り Part2:一つの事を極める
三宅です。
「Googleが掲げる10の事実」について全10回で読み解くシリーズ第2回目です。
第2回目は「1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。 」です。
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「一つの事を極めることで、他の事に関しても道が開ける」と大学時代に教授から教わりました
1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
Google は検索を行う会社です。検索問題を解決することだけに焦点を置いた世界最大級の研究グループを有する Google は、自分たちにできることが何か、それをもっとうまくやるにはどうすればいいかを知っています。複雑な問題も反復に反復を重ねて解決し、既に膨大なユーザーが情報をすばやくシームレスに検索できているサービスに対しても、絶え間ない改善を続けています。検索分野で培った技術は、Gmail、Google マップなどの新しいサービスにも応用されています。Google では、他の分野でも検索技術を活用することで、ユーザーが生活のあらゆる面においてさまざまな情報にアクセスして利用できるよう努力を続けています。
これを読んで一番最初に思い出したのが、大学時代の教授の言葉です。
私が専門分野を学び始めたばかりで、いろいろなことを学ばないと不安なんですということを教授に話したところ、教授が話してくださった言葉が「一つのことを極めていけば、その他の知識も必然的に必要になるから、まずは一つのことを極める努力をしなさい」ということでした。
当時の私では十分な理解ができませんでしたが、今はその言葉の意味がよく分かります。
よく弊社のホームページの中でも出てくる言葉の一つが「USP」です。USPとは「他にはない唯一の商品であったり、サービス」ということを意味します。一つのことを誰にも真似できないレベルにまで極めなければUSPを生み出すことはできません。
USPを作り出すことができれば、自然とそこからさまざまな派生サービスも生まれてきます。
Googleが実践していることはまさにこのことです。検索という最大の長所を誰にも真似できないレベルにまで高め続ける努力をしているということです。
WEBサイトでも一つのことを極めていくことが重要です
WEBサイトに関しても、その方針をGoogleは貫いています。
GoogleはWEBサイトが何のサービスを提供しているのかということを品質の基準の一つとしています。タイトルタグに書かれている内容とコンテンツの内容が異なる場合、Google側でコンテンツに合わせて勝手にタイトルを書き換えてしまう程です。
ただキーワードを並べただけで、コンテンツ(=本文、内容)がユーザにとって有益な情報とは言えないようなWEBサイトは検索でも上位に表示されることがありません。
最大の強みをWEBサイト上では全面に押し出して表現することが効果的
お店にはいろいろな商品・サービスがあり、それぞれ特徴があり、経営者としてはその全てが売れて欲しいという気持ちがあります。ですが、それをWEBサイト上で表現してしまうと消費者にとっては焦点がボヤケたWEBサイトになってしまいます。
「ホームページのクリック率が上がるタイトルを考えてみる」でも例としてお惣菜屋さんを取り上げましたが、WEBサイト上では1点突破を目指すべきです。そうすることでユーザは何を書いているサイトなのかを即座に理解することができます。
また、これがGoogleの方針とも合致していることが分かります。
Googleが理想的だと考えるWEBサイトは焦点がボヤケたよく分からないサイトではなく、ユーザが閲覧することで何のメリットが得られるのかが明確になっているWEBサイトだと言えます。
USPをWEBサイト上でわかりやすく表現する。
言葉に表すとシンプルですが、奥が深いと思います。皆さんのWEBサイトも見直してみてはいかがでしょうか?
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