記事の詳細
Illustrator初心者が覚えると操作がらくになるショートカットキー10選
Illustratorを使うにあたってショートカットキーとは切っても切れない仲になります。
ウィンドウズさんだと「コントロールキー」、Macさんだと「コマンドキー」と異なる名前な上、キーボード上の配置がちょっと違っていたりするのでだいぶ困惑するのですが、慣れてしまうと私のようにコントロールキーがつぶれるようなことになります。
今回はそんなIllustratorでまずは最初に使いこなせるようになりましょう!というショートカットキーを10個選抜したいと思います。
コントロールキーとアルトキーとシフトキー
Illustratorのショートカットの基本は「ctrl」「alt」「shift」の三つになります。
ctrl
選択ツール系のツールを持っていないとき(シェイプツールやペンツール)、単一で押すと「選択ツール」あるいは「ダイレクト選択ツール」になります。どちらかになるのですが、「その前に選択していた選択ツール」になります。
例えば
- 選択ツール→シェイプツール→ctrl の場合、ctrlを押したときにショートカットされるのは「選択ツール」
- ダイレクト選択ツール→シェイプツール→ctrl の場合、ctrlを押したときにショートカットされるのは「ダイレクト選択ツール」
Illustratorはオブジェクトを選択して、選択を解除するときに「選択ツールに持ち替えてオブジェクトのないところをクリック」という動作が必要になります。コントロールのショートカットは基本的にこいつを多用していくことになります。コントロールキーから指を離すことはほとんどないといってもいいでしょう。
その他、組み合わせでメニューを開いたり、ツールを指定したりできます。
alt
ドラッグと一緒に多用します。「選択したオブジェクトをコピーするショートカット」という覚え方をするとすごいらくになります。
他のキーとも多様な組み合わせがあります。
shift
ドラッグやクリックと一緒に多用します。「動作を追加したり、正確な比率を守ったり、一つ戻ったり」する機能を持ちます。
覚えておくべきショートカット
ctrl+C
コピーです。どのソフトでもだいたい共通なので、覚えておいて損はありません。ctrl+Vでペーストとペアで使用します。
ctrl+V
ペーストです。どのソフトでもだいたい共通なので、覚えておいて損はありません。ctrl+Cでコピーとペアで使用します。
ctrl+X
カットです。どのソフトでもだいたい共通なので、覚えておいて損はありません。ctrl+Vでペーストとペアで使用します。
スペースキー
「手のひらツール」です。イラストレーターはその特性上、アートボード上をあちこち移動することになります。こいつがいないと画面を自由に泳げません。私のキーボードではよくへこみます。
ctrl+「+」(プラスキー)
「拡大」です。手のひらツールのスペースキーと一緒に多用することになります。
ctrl+「-」(マイナスキー)
「縮小」です。手のひらツールのスペースキーと一緒に多用することになります。
ctrl+G
「グループ化」です。オブジェクトを多数扱うイラストレーターでは、いちいちピンのオブジェクトをshift+クリックで選択しまくっていると気が狂います。その動作を短縮してくれるのがグループ化。ちなみにグループ化解除は「ctrl+shift+G」
ctrl+D
「変形の繰り返し」です。コピーをした直後にこれを押すと、等間隔でおなじものをコピーしてくれます。
ctrl+Z
「一つ戻る」です。これがないと大概のデザイナーは死に至ります。何回でも押せるのでソフトの設定まで何回でも戻れます。
ctrl+shift+Z
「一つ進む」です。これがないと大概のデザイナーは死に至ります。何回でも押せるのでソフトの設定まで何回でも戻れます。
ちょっとしたイラストを作るに使っているショートカットの回数はじつに50回以上
選択の解除を含めるとその倍には増えます。ちょっと動画とってみました
なんという無駄な動きの多い動画でしょう……無駄に洗練されていない無駄しかない無駄な動き……もう少しスマートにIllustratorを使いたい気持ちでいっぱいです…
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。