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土日など特定の休日を含まない計算方法 NETWORKDAYS.INTLの使い方②
こんにちは。
田中です。
3週間前、「土日など特定の休日を含まない計算方法 NETWORKDAYS.INTLの使い方①」という記事を記載しました。
1年の出勤数はどのぐらいあるのか?などExcelで調べようとすると、
- 指定期間の日数を計算する。
- 曜日を調べる。
- 休日の数を数える
- 指定期間の日数から休日の日数を引く
という感じになるかと思います。
それを一つの関数でやってくれるのが、NETWORKDAYS.INTLという関数です。
NETWORKDAYS.INTL関数使えると、指定した期間内の日数を求める事ができます。
今日は、祝祭日や夏季休暇など曜日で定まっていない休日を指定する方法です。
今回のブログの見出しはコチラです!
まずはおさらい。2020年東京オリンピックまであと何日?
今まさに平昌オリンピックでにぎわっていますが、2年後には東京オリンピックです。
東京オリンピックまであと何日かと言うと…
891日!!
※2018年2月14日計測。
求め方は下図のとおりです。
開始日に今日の日付、終了日に東京オリンピックが開始する日付を入力します。
NETWORKDAYS.INTLの休日除外の設定をする事で、算出する事ができます。
Datedifでも求める事ができる
Datedifの方が総日数を求める上では簡単です。
何日あるのかは、Datedifという関数を使って求める事ができます。
NETWORKDAYS.INTLとほとんど同じですね。
最後“d”と指定していますが、
「日数で計算をする」
という意味です。
Datedifの事についても記事にしておりますので、よろしければ参考にして頂ければと思います。
NETWORKDAYS.INTLとDatedifでは計算結果が若干異なる
どの部分が異なるかと言うと
開始日の日数を「含む」 or 「含まない」
です
計算した結果がこちらです。
NETWORKDAYS.INTLでは開始日を含んだ計算を、Datedifは開始日を含まない計算をしてくれます。
使う時にはご注意下さいませ。
東京オリンピックまであと何日働くの?
東京オリンピックまで891日とまだまだな感じがしますね。
休日を挟むとどうなるのか…
休日はインクループの休日で計算していきたいと思います。
インクループの休日は土日祝祭日休みの暦通りです。
これに夏季休業、年末年始休業があります。
日本の祝祭日
日本の祝祭日は元旦に始まり、16日あるようですね。
休日を除いた時の東京オリンピックまでの出勤数は…
590日!!
もう2年ないことに驚きです。
祝祭日を除く場合の算出方法
今回のポイントは、[休日]の項目です。
下図に実際の値を使ってみます。
週の休みと祝祭日が重なっていた場合でも正しく計算される
あれ?週末で指定した休みと休日で指定した休みが重なっていたらどうなるんだろう?
と思う方もいらっしゃると思います。
結論。重なっても考慮して計算してくれます!
NETWORKDAYS.INTLの便利なところは、週末で指定した週の休みと休日で指定した休みが重なっていても2重計上されません。
2018年1月1日~2018年1月31日の期間且つ下記条件で調べてみたいと思います。
- 祝日で元旦と成人の日
- 1月1日~1月8日まで年始休暇とします。
- 土日を週末休みとします。
上記条件で算出した日数は17日です。
今回6日と7日の年始休業と土日が重複します。
もし2重で計上されていた場合、この数値は17ではなく15になります。
(土日休日8日、祝祭日等8日、1月は31日ありますので、31-16=15日になる。)
おわりに
「Datedifで期間を算出し、休日を引く」ということもできますが、休日の日数がわからないという事が多いと思います。
今回のNETWORKDAYS.INTLは休日の日数がわからなくても、休日がいつなのかがわかれば計算する事ができます。
とても役立つ関数ですので、覚えておくと良いです。
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