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社労士に頼らず自社でゼロから助成金申請 ~ 両立支援等助成金 介護支援取組助成金 ~
こんにちは。
火曜日担当の田中です。
火曜日ということは…
はい!!助成金!!
先日申請した両立支援介護支援取組助成金ですが、
労働局からお電話があり、助成金の申請が通りました。
5月から申請準備をし、9月下旬に採決されました。
助成金の右も左もわからぬ状態から始め、社労士さんを頼らずに本当に申請が通るのか不安でした。
しかし、ようやく1件申請が通ったので、「自社で申請する事ができる」自信を得ました。
今日はその申請が通った助成金、両立支援等助成金 介護支援取組助成金の申請が通るまでの過程をお伝えしたいと思います。
今回のブログの見出しはコチラです!
申請するのに提出をした書類
各申請書様式を埋める
申請書類のリンクページ
上記リンク先から、「介護支援取組助成金」までスクロールして頂ければ、申請書類をダウンロードすることができます。
ここにある申請書はすべて必要になります。
そして、この他に支給要件確認申立書というものも申請時に必要になります。
ちょっとわかりづらい場所にあるので、スクロールして頂き中小企業両立支援助成金の下にあります。
アンケート実施
仕事と介護の両立実態に関するアンケートの実施が必要になります。
こちらのアンケートはフォーマットが準備されていますので、アンケートの実施をします。
アンケートを実施しましたら、とりまとめ、様式第2号にて集計をします。
労働局から申請時に提出資料として求められましたので、全受講者分ではありませんが提出をしました。
就業規則と労使協定の制定
就業規則に、育児介護休業法の制定が必要となります。
育児介護休業法を制定した就労規則を作成しました。
参考にしたフォーマットはこちらになります。
両立支援のひろばに登録
支給対象事業主に「介護休業関係の両立支援の取組を登録している事」とあります。
下記リンク先から登録をする事ができます。
登録までには少しお時間がかかります。
研修の実施
申請する上でアンケートとは別に、介護休業の研修の実施があります。
原則として全労働者が対象です。
この研修資料は、厚生労働省様の方で、準備して頂いており、リンク先も用意されています。
この研修資料に対して手を加えたりすることは一部を除いてできません。
先ほどのリンクからダウンロード可能です。
これをベースに研修を行います。
この研修資料の途中に介護休業や休暇、短時間勤務制度等説明をする箇所があるので、それを自社用に修正する箇所がありますので、その部分を自社に合わせた上、研修を行います。
のちに、研修した資料を一式、受講履歴一覧を独自に作成し申請時に送付致しました。
仕事と介護の両立準備ガイド
こちらも研修と同様に配布するリーフレットになります。
こちらも研修資料の修正と共に会社の規則に合わせた修正が必要となります。
この資料にて相談窓口の設置と周知を行っています。
相談窓口の設置と周知は必要になります。
その他必要な資料
ここからは必須ではありませんが、労働局から指定があり、送付した資料になります。
実績証明書
実際に研修を行った事、従業員代表に一筆書いて頂いたものを提出いたしました。
労働局から代表取締役の証明もほしいとの事で、別途代表取締役が承認した実績証明書も送付しました。
おさらい
提出する書類が多いので、もう一度箇条書きにして表記したいと思います。
- 様式第1号~第3号(現在は第4号まであり)
- 支給要件確認申立書
- アンケート
- 研修資料
- 仕事と介護の両立準備ガイド
- 両立支援のひろば
- 就労規則と労使協定
- 実績証明書
- セミナー受講履歴一覧
を提出いたしました。
ブログを読んでいただけるとわかると思いますが、申請して1度で提出が完了したわけではありません。
労働局の方から別途補助資料の要求、そして就労規則(法律)の修正依頼がありました。
テンプレートを使用していた事もあり、正しい表記になっていなかったりしました。
このやり取り後から約3か月後に労働局から、申請受理の電話連絡がありました。
そして後日、文書にて正式な申請受理の証明書が郵送にて送付されました。
このブログは助成金を社労士さんに依頼することなく、自社だけの力で申請しています。
今回初めてそれが可能である事が立証できました。
これからも弊社に該当する申請可能な助成金を申請していきます。
そして提出する過程などシェアしていきますので、参考にしていただければと思います。
Thank you for reading my blog.
See you next time.
Have a nice day!
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