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WEBサイトの制作費用って一体いくらくらいが適正な価格なんでしょうか??

適正な相場を知るということはお金を正しく使うという点において非常に重要なことですが、WEBサイトに関しては明確な物体が存在しているわけではないので他と比較もしづらく、いくらくらいが適正なんだろう?と悩んでいる方は非常に多いと思います。

ほとんどすべての会社が何らかの形でWEBサイトを持つようになった現代において、WEBサイトの制作費について、これから制作を依頼することを考えてる方にとって、少しでも相場を知ってもらえればと思い、今回はWEBサイトの制作費用について説明してみたいと思います。

結論から先に言うと適正価格はありません

期待を裏切ってしまっていることになるかもしれませんが、WEBサイトの制作費には適正価格はありません。完全にピンキリの世界です。身近な物で例えるなら自動車の価格と同じようなものだと考えて頂ければ分かりやすいと思います。

自動車の目的=ハンドルの操作に応じて走ること

自動車の目的として最低限達成されるべきことは「安全に運転できること」です。しかしながら、車の価格は新車でしたら100万で買える車から、何億もするような車まであり、中古車まで加えたら数万円で買えてしまいます。

どの車においても、少なくともちゃんとした業者から購入しているのであれば、車としての最低限満たさなければならない必要条件である「安全に運転できること」は満たされています。

なのに車の価格には差があります。この価格差が生まれている理由については説明は不要でしょう。

WEBサイトの目的=インターネット上で自社の商品・サービスの案内をすること

WEBサイトも車と同じと考えてください。

WEBサイトのデザイン、機能、役割、目的、制作方法等によって費用が大きく変化します。同じページ数であっても手間がかかっていれば高くなりますし、手間がかかっていなければ安い、優れたデザイナーがデザインすれば価値があるので価格も高くなり、素人が作れば価値が低いので安くなる、それだけのことです。

WEBサイトはインターネットだからこれまでの価値に対する考え方が異なるのかというとそのようなことは全くなく、例に挙げた自動車と何ら変わりません。

WEBサイトの価格について理解するためには、まずはこの前提を理解しておいて欲しいと思います。

もちろん中心となる相場や、価格帯はあります

WEBサイトの価格はピンキリとはいいつつも、売れ筋の価格帯というものはもちろん存在しています。一般的に制作依頼のあるWEBサイトを分類すると、大きく5つに分けられますので、一般的な価格帯を紹介します。(注意:個人・制作会社によって全く価格が異なるので、あくまで参考程度にしてください。価格には何の保証もありません。)

  • ペライチのWEBサイト(ランディングページのようなサイト)
    10万~(ページの長さに価格が比例するケースが多い)
  • 5ページ程度の小規模WEBサイト
    20万~
  • 10ページ以上のコーポレート系WEBサイト
    50万~
  • ECサイト(クラウド利用)
    10万~(+商品点数分の登録作業)
  • ECサイト(オリジナル)
    50万~(+商品点数分の登録作業)

かなりざっくりとした価格ではありますが、ベーシックなデザインで、機能面はお問い合わせフォームを付けるだけ、デザイン修正は2回程度であれば、このくらいの価格からのスタートになってくると考えておいて頂ければと思います。

見積りは各作業項目の「工数 ✕ 時間単価」から算出

では、どのようにしてWEB制作の価格は決まっていくのでしょうか?

WEBサイト制作の価格は一般的には「工数 ✕ 時間単価」で決まります。

例えば、トップページのデザインに2日(1日8時間稼働✕2)かかり、時間単価(時給✕3倍が一般的)が5,000円だとすると、16時間 ✕ 5,000円となるので、トップページのデザインには8万円の費用がかかるということになります。

制作会社から提出された見積りを見て、この作業項目が細かく書かれているのであれば、各項目の工数を見れば何の作業にどのくらいの作業時間を見込んでいるのかが見えてきます。

一方で見積もりに「WEBサイト制作 一式 XXXX円」と一式でまとめてしまっていて、各作業項目が明確になっていない場合は、かならず作業項目一覧を提出してもらうようにしてください。契約後になって、そのような作業は費用の中に含まれていないと言われてしまうことを予防するためです。

インクループの場合の作業項目の一例です。

一般的なWEBサイトの作業項目詳細

デザイナーやライターのスキルによって費用に差が発生するのは当たり前

インクループの各作業項目は「工数 ✕ 時間単価」ではなく、「工数 ✕ 時間単価 ✕ 価値」で費用を算出しています。

WEBサイトの制作の世界は職人の世界と同じです。職人の種類としてはディレクター、デザイナー、ライターなどが挙げられます。デザイナーを例に挙げると、スキルを持ったデザイナーであればお客様が望むデザインを把握し、ニーズに合致したデザインを短時間で作ることができます。

しかしながら、新人デザイナーであれば、その作業には多くの時間を必要としてしまいます。単純に時間だけで考えてしまうと、新人デザイナーを使ったほうが費用がかかることになりますが、それはお客様にとって価値は高いものであるとは言えません。

だからといって、スキルレベルの高いデザイナーが短時間で終わらせたから、費用が安いというのも間違っていると考えています。作業に必要な時間を考慮しつつ、そのアウトプットが持つ価値を正しく算出することが大切だという考えてに基づいて費用を導くための計算式が 「✕ 価値」の部分です。

インターネット上の無形物なので価値に対する考え方がよく分からなくなっている方が多いのですが、繰り返しになりますが、これはリアルな世界と何ら変わりません。プロフェッショナルが作れば、たとえ無形物であっても価値があり、それは価格も高いということです。

個人事業主に依頼するメリットとデメリットに注意

ここで少しだけ個人事業主に依頼することのメリットとデメリットに触れておきたいと思います。

個人事業主に依頼すると価格が安くなる理由としては、時間単価が安いこと、工数の見積りが少なめに見積もっていることが挙げられます。時間単価に関しては、ある意味自由設定なので赤字とか黒字とかそのような経営的な視点を考慮していないケースもありますので、価格については比較すること自体が無意味だと言えますが、価格が安くなるのは個人事業主の大きなメリットの一つです。

個人事業主に依頼すると価格が抑制できることが多いのですが、一方でデメリットもあります。

よくあるのが依頼していた個人事業主と連絡が取れなくなってしまうケースです。これはご相談を受けることが本当に多くあります。もちろん会社であっても倒産することもありますので、絶対という保証はありませんが、個人事業主と比較すると安心はできると思います。

また個人事業主はスキルの落差が激しいこともデメリットとして挙げられます。会社であれば複数人の社員で構成されていることからある程度のスキルレベルを保証できるのですが、個人事業主の場合、その方のスキルに完全に依存してしまいます。

デザイン、技術面で未熟な個人事業主も数多くいますので、価格だけでは絶対に判断してはいけません

重要なのはWEBサイトに何の価値を求めるのかということ

ここまで述べてきたことをまとめると、

WEBサイトの価格は作業時間の影響もあるが、最終的に価格を決定付けるのは価値

ということです。

つまり、WEBサイトの制作に関して、WEBサイトに何の価値(=役割)を求めているのかということをまず始めに決めなければいけないということです。その求める役割に応じたものがWEBサイトの適正な価格となります。

WEBサイトに名刺的な役割しか求めていないのであれば、最低限の価格に抑制することができるでしょう。

月100万の売上を期待できるWEBサイトを10万で作ってほしいという依頼

しかしながら、集客を期待し、お問合わせが増えることを求めているのであれば、お問合わせから成約に至る見込み確率を検証し、そこから得られる収益を元にした価値を算出しなければなりません。

1ヶ月に100万円の売上を期待しているWEBサイトを10万円で作ってくれなんて依頼を以前受けたことがありますが、そんな魔法みたいなことができるなら誰も苦労しませんし、既に誰もが実践しているでしょう。

実店舗に置き換えて考えればその理由は明らか

これも実店舗に置き換えて考えれば分かりやすくなります。

10万円で作ったお店で月に100万円の売上を期待することができるでしょうか?取り扱う商品次第では幸運にも達成できるかもしれませんが、一般的には難しいことだと思います。極端な例かもしれませんが、WEBサイトの制作に関しては、なぜか安くできて当然と考えている人が多いのも事実です。

さらに実店舗であれば店員が介在するのでお客様に応じて柔軟に対応することが可能ですが、WEBサイトに関してはそのようなことを事前に考慮して、様々なペルソナを想定し、それらに応じたコンテンツを用意するなど、非常に高いスキルと経験を必要とする作業を行っています。

これらの作業はとても価値のある仕事であることは明白です。

まとめ

今回、適正なWEBサイトの制作費用という内容で述べましたが、制作費としての中心となる価格帯は確かに存在しますが、結局はそのWEBサイトでどのような売上を期待していくのかによって、その費用は大きく変動するということです。

例えば、毎月100万の売上を期待するのであれば、作りっぱなしのままでは当然不可能なので顧客のニーズをアクセス解析等によって把握し、常時メンテナンスもしていかなければ達成することはできません。

結論としては、WEBサイトに与えられている目的や期待などを正確に把握し、お客様の予算と相談しながら、予算の範囲内で最も適切なプランを一緒になって長期的な視点で作り上げてくれる制作会社を選ぶのが最も良い選択だと言えます。

インターネットを活用した営業活動は今後さらに重要視されるでしょう。

信頼できるWEB制作会社をパートナーとして見つけることができるかどうかは今後の会社の経営において重要な要素となることは間違いありません。

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三宅 崇之

三宅 崇之

取締役/ストックマーケティング事業部長インクループ株式会社
研究大好き。WEBサイトを通し集積したデータを分析することで、現状を正確に把握し、次の一手を生み出すことを目的としたマーケティングを実行し、より良い企画・計画を提案することを得意としています。

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