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学校の先生必見!!Averageif関数を使い3ステップで特定のセルを除き学年別テストの平均点を出力するテクニック!!
こんにちは。
もうすっかりExcel記事が多くなってきました。
以前は代表が書いていたのですが、今では自分が役を奪ってしまったような感じになっていますねwww
本日前回の記事SUM関数が文字列だと計算されない記事の続きで「文字列にしたくはないけど、単位を付けて計算する方法」をブログに書こうと考えておりましたが、代表がそれらしきものをすでに書いていました…とほほ(´;ω;`)
なので、今回は学校の先生必見なエクセルの関数の使い方です。まず下の表をご覧ください。
皆さんは平均点を出すときにAverage関数を思い浮かべると思います。
しかしこのAverage関数を使用するにあたって、一つ弊害があります。
それは…
各クラスごとの合計!!
各クラスの合計点がAverage関数を使えないようにしております。
※平均値を調べる際に合計値が含まれてしまうためです。
このように合計をまたいで計算してもいいんですけどね。
データがこれよりも多かった場合はかなりつらいですし、わかりづらく計算ミスにつながりやすくなります。
こんなことしなくても
パパッとできちゃう方法があります!
平均を出すのに是非参考にしてみて下さい。
今回のブログの見出しはコチラです!
Averageif関数って何?
皆さんAverage関数はご存知の方が多いと思います。
その親戚みたいなものですね。
Averageif関数はExcel2007から利用可能です。
Microsoft Officeを調べてみますと、
「範囲内の条件に一致するすべてのセルの平均値(算術平均)を返します。」とあります。
Average関数とAverageif関数との大きな違いは平均値を求める際に条件を追加する事ができるということです。
これで先ほどの表で言うと、「合計値を除く」という条件を追加し計算ができるようになります。
Averageifを使って3ステップで学年別テストの平均点を出力する
ではここから合計を除いた平均値を出力していきます。
Averageif関数は(範囲,検索条件,[平均範囲])の3つの構成からなります。
一ずつ説明していきます。
ステップ1:まずは範囲を選択します。
まず範囲(条件を絞る為の)を選択します。
この表で言いますと、樺沢 陽翔さん~1年3組の合計まで選択します。(織田原 大翔さんまででもOKです。)
※「$」マークをつけていますが、これは隣の国語、せいかつにも同じ数式を使うので追記しております。
複合参照のことについては下のブログを参考にしてみて下さい。
ステップ2:条件に「合計以外」を設定します。
ここがポイントになります。
通常の方法「樺沢 陽翔さん~織田原 大翔さんまでの値の平均値を求める」というようなやり方ですと式が長くなってしまうので、「合計値を除く」という方法を取ります。
“<>合計”で合計以外という数式になります。
ステップ3:Average関数と同様に、平均値を求めたいセルを選択します。
あとはAverage関数と同じです。
平均値を求めたいセルを選択します。
結果こうなります!
あとはいつものように、国語、せいかつの教科にも式をコピーをして
いかがでしたでしょうか?
“<>合計” ノットイコールを使うのがポイントです(^^♪
下はおまけです。
おまけに特定のセルの値を除き全体の合計値を出すSumif関数
全体の平均を出したら、全体の合計も出したいですよね。
方法は…
Averageifの部分をSumifに変えるだけ!あとは同じ!
計算をしますと、こうなります。
数式をコピーをして、完成です。
是非 Averageif と Sumif関数を活用してみて下さい。
Thank you for reading my blog.
See you next time.
Have a nice day.
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