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HTTPSって書いてるけど何だろう?ネット不思議解決シリーズ その①
HTTPSって文字を見たことはありませんか?
パソコンで問い合わせボタンを押した時にアドレスバーをよく見てください。カギのマークになっていませんか?
インターネットにはいろいろな疑問や、よく分からないまま利用しているサービスがたくさんあります。そんな疑問や不思議に思っていることを解決するシリーズをこの度始めることにしました!
第一回はHTTPSについてです。
今回のブログの見出しはコチラです!
HTTPSはインターネット上で安全な通信をするための仕組みです。
HTTPSとはインターネット上における通信を安全に行うための仕組みです。
ちょっと難しく言うと、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)の通信をセキュアにしたものがHTTPSです。つまり、HTTPSとアドレスバーに出ていると安全な通信を行っているということになります。
インターネットは世界中とネットワークで接続されているため、いつどこに情報を盗み取ろうとしている悪者がいてもおかしくはありません。ですから、セキュリティは十分に気をつける必要があります。
ちなみにインターネット検索大手のGoogleは2012年3月6日の発表で通常の検索のおいてもHTTPSを使用することを発表しています。この変更による影響でGoogle AnalyticsでGoogleのオーガニック検索のキーワードが判定できなくなってしまいました。not providedで表示されてしまうので、貴重なデータが取得できなくなったことは残念な部分でもあります。
完全な安全性を保証するものではないことをに注意してください
ここで注意が必要なのがHTTPよりは安全なHTTPSですが、あくまで通信中における盗聴や、データの改竄(かいざん)を防止しているにすぎないということです。
先にも述べたようにインターネットに接続しているということはネットワークを介して常に世界中と繋がっているという状態ということです。
実は盗聴や改竄などよりも実際の被害として多いのは何らかのトラブルによる情報の漏洩だったりします。
- パスワードが簡単に推測できるような内容だったためにアカウントを盗まれ、情報が漏洩してしまった
- マルウェアなどにパソコンが感染しており、情報を盗み取られた
- データが保存されているサーバに攻撃が加えられ、その結果として情報が漏洩してしまった
安全にインターネットを楽しむための3つの約束
私たちが安全にインターネットを楽しむために以下の3つのことを守ってください。
- パスワードは簡単に推測できないような数字と記号と英字を組み合わせた8文字以上のものを作る
- よく分からないフリーソフトなどをインストールしない
- 同じくよく分からない海外サイトなどを閲覧しない
この3つを守れば危険なことに巻き込まれることはほぼありません。
「ほぼ」とつけているのは、日常でもそうですが通常であれば安全な場所であってもいつ何が起こるかは不確定という意味で「ほぼ」です。100%安全というのはありません。
そして、最も大切なのはインターネットは普通に使っている分には危険はありませんが、ちょっと裏道に入って行くと危険と隣り合わせの場所であるという認識を持つことです。
ですが、インターネットは怖いものではありません。先の3つの約束を守れば、誰でも安全に使うことができます。そして、インターネットはとても便利で私たちの生活を豊かにしてくれるものです。
インターネットを安全に使えるように自分自身で注意していきましょう!
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