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とある勉強会で相模原市観光協会のご担当者に「相模原市の観光」をテーマに、話をお聞きする機会がございました。
これを機に相模原市の観光について少し考えてみたいと思います。

観光とは

まず、観光という言葉は中国で2000年以上前から使われており、「観」は観るという意味で、「光」はその土地の優れたもの、特色という意味があります。その土地の「光るもの=優れたものや特色」を観に行くのが観光なんですね。

相模原市としては「身近な観光地として既存商業地との連携、農業体験等との連携、地域との連携によって観光客を誘致する。また、2020年のオリンピック、2027年リニア開通などにより環境客は増えることが期待される。」とのこと。

相模原の強みは?

以下は観光協会の方がおっしゃっていた「相模原の強み」をそのまま掲載しております。

  • 交通面の利便性が良い。→広域交流拠点都市の形成を目指している。
  • 都市機能のさらなる集積が期待されている。
  • 全国有数の内陸工業団地である。
  • 人工衛星の組み立てなども行っている企業があり、宇宙産業の期待も高まっている。
  • 神奈川ロボット特区による新しい分野での産業拠点。
  • オンリーワン企業が多い。
  • 市内には6つの大学、2つの短期大学。2万5千人の学生が在籍しており、周辺を含めると38の大学、12の短大、高専があり、産学連携の面でも有利な立地。
  • 海外から本市の企業や大学をおとずれる関係者、研究者、留学生など、観光客以外の訪問者が想定される。そういう方々をターゲットにしたコンベンションなど(アフターコンベンション)を本市の観光産業として捉えることができる。

相模原市の観光客数と観光客消費額

入込観光客数の推移は下表の通りです。
平成24年と25年を比較すると、日帰り客数は増加しているが、宿泊客数は減少しています。
観光客一人当たりの消費額も、平成24年は1,192円ですが、25年は1,174円と減少しています。
近隣観光地と比べてもかなり低い額です。

  • 県平均:2,535円
  • 鎌倉市:3,238円
  • 箱根市:4,042円

入込観光客数及び観光客消費額

相模原市・観光のカギを握るのは緑区か?

区別に見ると、緑区が日帰り客・宿泊客ともに最大で、宿泊客数に関しては51%のシェアとなっております。
区別・観光客数

一方で、金額を観光客数で割った平均を求めると、宿泊費・飲食費は緑区が最低となります。
緑区の平均飲食費は500円にも満たないという状況です。
消費額の平均

資源はあれど環境が整っていない現状

例えば、緑区名産の一つである津久井のうどん「せき麺」ですが、「相模原市 せき麺」で検索をすると次のような検索結果となりますが、概要程度の情報しか出てきません。
ご当地のグルメであれば、「どこで食べられる」「どれだけおいしいか」などの情報が出てくるべきだと思いますし、食べログの店舗がいくつか出てくるものなんですけどね。

せき麺の検索結果

やはりPR不足があるのかなと思います。
例えば、せき麺を提供している店舗をまとめたマップや、おいしさを伝えるようなコンテンツが不足しています。
「せき麺 マップ」で検索しても、目的の情報にはたどり着けませんでした。
「乾麺」の画像だけ見せても美味しさは伝わりません。「食べてみたい」と思わせるには、おいしそうなお料理の写真であったり、おいしい食べ方のレシピであったりが必要だと思います。

相模原市は圏央道の開通、小田急線の延伸、リニア駅設置など、利便性の向上は目覚ましいものがあり、観光振興に向けてプラス材料が多い都市です。

このポテンシャルを活かして、どのような取り組みができるかを考えていきたいですね。

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唐澤 章三

唐澤 章三

代表取締役インクループ株式会社
弊社代表。UXデザインの講師を専門学校で務めており、心理学に基づくデザインを実践している。実家が焼肉屋ということもあり、幼い頃からの経験に基づく顧客心理を活用した広告展開、運用を得意とする。

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