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検索順位はやっぱり重要な要素であることを確認した2015年8月のアクセス解析結果の発表!
7月は4万ページビューを突破したインクループのホームページですが、8月はお盆という長期連休もあることから伸び悩みを予想していましたが、実際はどうなったでしょうか?
2015年8月のアクセス解析結果です。
今回のブログの見出しはコチラです!
セッション数は微増、ページビューは微減
先月予想したとおり、お盆期間中は8月12日から16日にかけてアクセス数(=セッション数)が右肩下がりになるという結果となってしまいました。
弊社のようなレジャー情報とは関連性の低いサイトは休暇との相性が悪いのが弱点なのですが、お祭り情報をいくつか掲載してみましたが、お盆の壁を補うことはできませんでした。
面白い傾向として、12日から16日にかけて下がり続けている点です。お盆期間中の行動パターンがこの結果に現れているのようなしていないような・・・。
ページビューは微減していますが、セッション数、ユーザー数は微増です。といっても1%前後の動きなので誤差レベルです。
お盆期間中の落ち込みを後半にかけて、アクセス数が増加したことによりなんとかカバーして、7月とほぼ変わらない結果となったのが8月の傾向でした。
8月後半に増加した理由は?
8月後半にかけて、グラフが前月と比較して増加傾向があります。どのような記事がアクセス数を集めているのか調べてみると・・・
このあたりの投稿が増加率が多くなっていることが分かりました。
なぜアクセス数が増加しているのか?その理由を検証してみました。
検索順位が上昇したことにより、表示回数が増加し、CTRも増加
Google Search Consoleの情報で「自動計算」を含む検索クエリを抽出してみました。
平均検索順位が上位のクエリで上昇していることが分かりました。この結果を見ると平均検索順位が5位から3位に上昇したことにより、CTR(Click Through Rate:クリック率)が67%も増加しています。
Google Organic Click-Through Rates in 2014によると、検索順位とCTRの関係は以下の表のようになったそうです。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位-10位 |
CTR | 31.24% | 14.04% | 9.85% | 6.97% | 5.50 | 3.37% |
弊社の結果から見ると、平均順位が5位の7月はCTRが6.18%、3位の8月は10.34%です。上記表の統計的なデータとかなり近似していることが分かります。
表示回数は5位でも3位でも1ページ目に表示されることからほぼ変化がないのですが、クリック数は5位から3位に平均順位が上昇することで、73.6%も増加することが分かりました。
5位と3位の差なんて無いように思えますが、結果を見ると相当な差があることが分かります。
1ページ目に表示されると表示回数が大幅に増加する
同様にアクセス数が増加している司会に関する投稿に関しても調べてみると、「司会 コツ」で平均順位が上昇していることが分かりました。
「司会 コツ」で見た場合、平均掲載順位が2ページ目となる11位から1ページ目の6位となることにより、表示回数が大幅に増加しています。その結果、クリック数も増加したことが分かります。
逆に面白いのは2ページ目に表示されていた時のほうがCTRが高いという点です。
分母が少ないので正しい考察とはいえませんが、このキーワードで2ページ目まで探しているということは、検索欲求が強いユーザーである可能性が高く、2ページ目の一番最初に表示される11位に注目が集まった可能性があります。
検索順位を上昇させることの重要性を改めて実感
今回、投稿毎のアクセス数の増加要因を考察してみましたが、検索順位の上昇に伴ってアクセス数は増加することを確認することができました。
またわずかな順位の上昇であっても、CTRに大きく影響しているということの裏付けも取れました。世界的な統計データと、弊社の結果に大きな差異がなく、統計データがほぼそのまま結果として表れることを確認することができたことは有益でした。
なぜ検索順位が上がったのか?というのが気になる点ですが、そのあたりについてはいろいろと実験をしていることが結果として出ているなぁという実感を得ています。もうちょっとデータを集めてから、公表できそうな内容にまとまりそうならブログで書きたいと思います。(裏ワザ的なものではないですよ。)
何はともあれ検索順位を上昇させるということは大切ということですね!!
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