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JR東日本が山手線の新型車両「E235系」を公開しました。

現在山手線を走っている車両は「E231系」という車両で2002年から205系に代わり山手線に導入されたものです。今回のE235系は2015年から山手線でデビューし、2020年(オリンピックの年)ごろまでに現状のE231系を全て置き換える方針だそうです。

JR東日本のE235系の資料はコチラをご参照ください。

E235系はさらに広く、数多くの要素が強化されます

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今のE231系も結構広々とした車両なのですが、E235系はさらに広くなるそうです。発表資料によると一人あたりの腰掛ける幅が1cm拡張されるとのこと。

また電車内におけるベビーカー問題を解決するために各車両にフリースペースが設けられます。

安全性、安定性、ネットワークなど様々な要素が強化されているのですが、私が今回一番注目したのは広告媒体をデジタルサイネージ化(液晶画面に置き換え)し、より付加価値の高い情報を電車内で配信するという内容です。

デジタルサイネージの波が止まりません

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以前、ブログでも紹介しました「デジタルサイネージ」この波が電車内にまで大きく取り込まれることになりました。

これまでも山手線などの車内には液晶がドアの上に設置されており、広告が配信されていましたが、まだ画面も小さくドア付近の乗客にしかアピールできていないことから、本格的に宣伝媒体として活用しているとまでは言えるものではありませんでした。

しかしながら、今回は最も目立つエリアの液晶化です。電車の利用者全員に対して影響力のある形で広告を配信することができるようになります。

さらに広告効率も良くなることを狙っていると思います。これまでは紙の広告だったため、24時間同じものを掲載するしかありませんでした。しかし、今回の液晶化によって時間帯、曜日などの要素に応じて最適な広告を配信することができるようになります。ターゲティングを考慮した配信計画を作成することができるということです。

電車内で配信した広告の内容と、その後、駅のNEWDAYSで売れた商品の関連性なども統計を取っていくと、効果的な広告の配信方法など面白いデータが取れるのではないでしょうか?

デジタルサイネージは今後更に拡大し続ける

現状ではデジタルサイネージは駅を中心とした普及が始まっています。

一度見れば分かりますが、その効果は紙の広告とは比較にならないくらい広告媒体として魅力的です。

今後予想されるのが幹線道路沿いの看板、路線バスの内外の広告などがデジタルサイネージ化されると思います。

デジタルサイネージの普及はまだまだこれからです。

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