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WEBデザインした縦に長い画像をPDFで書き出してA4サイズで分割して両面印刷する3ステップ
WEBページのデザインをしているととてもとてもとてもながーーーいデザインになることが多くあります。
縦にスクロールしていく構造なのですから当たり前なのですが、pdfに書き出してデータとして添付するならまだしも、印刷してお客様のところにサンプルを提出するとなると、文字が読めるサイズにして印刷する必要があるんですね。
Illustratorのみだと、A4サイズのアートボードを並べて画像を張り付ける、等のやり方になりますね。気が狂いますね。
Photoshopのみだとどうなるんですかね。気が狂いmasune。
そんなわけでぽちぽちっと簡単な方法でながーーーい画像を程よい大きさで印刷してみましょう。
わざわざ印刷所に頼まなくても、それなりにお手軽におうちでできる「大きなポスター」にも応用できるのでオススメです。
今回のブログの見出しはコチラです!
まず対象の長い画像ファイルをpdfで保存する
Illustratorの場合
ファイル>別名で保存>ファイルの種類をpdfに変更
アートボードが複数ある場合は、すべてのアートボードを含んだpdfにするのか、各アートボードごとにpdfファイルにするのか、選べます。
■すべてのアートボードを含んだpdfへ >> 「すべて」にチェック
■各アートボードごとにpdfへ >> 「範囲」にチェック後、対象のアートボードの番号を入力。「1-10」で1から10のアートボードです。
各アートボードごとにpdfにした場合、各データは1つのpdfに統合され、ページごとに分けられています。
私がIllustratorを愛用するのはここも要因ですめっちゃ便利。
Photoshopの場合
ファイル>別名で保存>ファイルの種類をpdfに変更
1つのファイルをpdfにする場合はこれだけでいいのですが、複数のファイルを1つのpdfに統合してページごとに分けたい、となると、Photoshopの場合は「PDFスライダー」を使用しなければなりません。
参照を押すと、pdfのページにしたいファイルが選択できますが、Photoshopはレイヤーごとにpdfの書き出しができません。
画像アセットを使うとjpgやpng、gifの書き出しはできるようですがpdfはサポートされていません。
1つのファイルでがつがつ作りこむ私とはやはりちょっと相性がわるい……。
pdfをAdobe Acrobat Reader で開き、印刷を押す
無事書き出せたら対象のファイルを開き、印刷のプロパティを出します。
ページが何枚もある統合されたpdfで大丈夫です。一枚一枚印刷設定するなんて気が狂います。
「ポスター」をクリックし、倍率を小さくしていきましょう。プレビューが変わっていきますので、必ず全ページ確認しましょう。
プレビューの点線が見えますでしょうか? これがAサイズの分かれ目です。ものによってはこの点線が4つとか8つとかでてきます。印刷紙の向きは対象の画像に合わせてコントロールしましょう。
プリンターの設定で両面印刷を指定
あとは普通の両面印刷です。プリンターのプロパティから設定を選んであとは印刷するだけ!
縦でも横でも大きい画像をそのままのサイズで出したいときに
よくお店の窓などに貼ってあるA4をいっぱい並べたようなPOPはこんなふうに出力しているんですね。
あと必要なのは、貼り合わせるための器用な指先のみ……私にはそんなものありませんな……
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