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【Illustrator】バレンタインに手作りカード4!リアルなパールチェーンの作り方
ゴディバもモロゾフもおいしいですが個人的に大好きなのはデメルです。
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デメルはオーストリアがウィーンにあるカフェで、チョコレートの味もさることながら、非常にパッケージに特徴があります。独特の色遣いとこだわり、パッケージに使っている素材にときめきをかくせません。ザッハトルテのおいしさは筆舌しがたいほど。ぜひぜひ大切な人へのプレゼントにどうぞどうぞ! ちなみに私はデメルの回し者ではありません。ただの1ファンです。
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Illustratorのブラシツールを使ってリアルなパールチェーンを作る
前回の「【Illustrator】バレンタインに手作りカード3!リアルなパールの作り方」でリアルなパールができあがりましたので、これを軽くチェーンにしたいと思います。
今回は「ブラシツールの使い方」です。
ブラシツールには以下のタイプがあります。
- カリグラフィブラシ:いわゆるカリグラフィペンで書いたようなライン。万年筆を使っている方にはお馴染みかも。
- 散布ブラシ:登録したオブジェクトをパスにそってランダムにまき散らしてくれるブラシ。
- アートブラシ:設定した内容に沿ってパスを装飾してくれます。チョークや木炭のストロークを表現したいときに使用します。
- パターンブラシ:オブジェクトをパターン化して並べてくれます。
- 絵筆ブラシ:絵筆のストロークを再現してくれます。フォトショップのブラシのラインがパスで描けます。
今回使用するのは「パターンブラシ」です。リピートすることを前提にオブジェクトを作っておくと、非常に多種の表現ができます。
パターンブラシの設定の仕方
1.パールをコピーして、1つを直径10ミリのパーツに、もう一つを直径5ミリのパーツに変形します。
2.両方のオブジェクトを選択し、大きいほうのパールを一度だけクリック、整列ツールの「等間隔に分布」で整列させます。
整列ツールはイラストレーターの中でも頻繁に使う機能です。
整列:オブジェクトがかぶらない
分布:オブジェクトがかぶる可能性がある
という判断基準で「整列」と「分布」を把握しておくと便利です。
なお、選択したオブジェクトをもう一度クリックすることで「整列や分布の基準となるオブジェクト」を選択できますが、この「基準となるもの」はオブジェクトのほかにもアートボード、選択したオブジェクトなどに設定することができます。(整列パネルの右下参照)
3.整列したオブジェクトをスウォッチパネルにドラッグアンドドロップします。
スウォッチにドラッグアンドドロップすると、オブジェクトはスウォッチに登録されます。
ちなみにこれを塗りで使うと面にパターンとして表示されます。
4.整列したオブジェクトをブラシパネルにドラッグアンドドロップします。
そうするとパネル横のようなダイアログがでるので、パターンブラシにチェックを入れてOKをクリックします。
するとこんな画面がでてきます。
パスとアンカーにそってオブジェクトが並べられていますが、ここで角の設定や、パスの始まり、終わり、といった各箇所に思い通りのオブジェクトを乗せることができます。ここの部分の選択は「スウォッチに登録されているオブジェクトで形成されたもの」から選ぶことができます。
この前の段階でスウォッチにオブジェクトを登録したのはこのためです。ちゃっちゃと設定しちゃいましょう。
5.ブラシをパスに適応させる。
シェイプツールで円を描き、ブラシパネルから先ほどのパールを選択すると、円のパスにそってチェーンが並びます。
パールの大きさを変えたいときは、ブラシパネルの該当するブラシをダブルクリックすると、先ほどと同じ、以下のようなダイアログが出てきます。
これの拡大縮小のスライドバーを左右にスライドさせたり、パーセンテージ数値をいじることによって、パールの大きさが変動します。お好みの状態でOKボタンを押しましょう。
6.できた円を並べてグループ化、スタイライズからドロップシャドウを落とすと……
こんな感じになって、完成系はこちらです。
みなさんよいバレンタインを♡
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