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こんにちは。
田中です。

前回のブログ「雇用、女性の活用、男性育児休暇、社内環境整備等、インクループが活用する助成金」
がすごい反響でした。
Facebookの「いいね」の数も自分のブログはいつも一桁台なのですが、前回のブログは220もの「いいね」の数が…(@_@;)

みなさん、ブログを読んで頂きありがとうございました。

助成金は自分も、インクループに入社するまで、そのような制度がある事は知りませんでした。
少なくとも自分が働いた事のある会社では、助成金制度を活用していなかったのではないかな?と思います。
それだけ、あまり認知されていないものなのかもしれません。

このブログを通じて、少しでも多くの人に助成金を知ってもらい、活用することで雇用機会が増加し、多くの人が働く事のできるチャンスを作って頂けたらなと思っています。

今日は前回のブログにもありました、特定求職者雇用開発助成金の(母子家庭の方の雇用)をもう少し詳しく書いていきたいと思います。

はじめに日本の女性雇用状況をグラフで確認

まず助成金の前に、ここで問題です。
このグラフは何を表したものでしょう?
roudouryoku_wemen_

もうヘッダーのタイトルになっているのでわかると思いますが、「女性の労働力人口」を表したグラフです。
この赤いグラフに注目して頂きたいのですが、
このへこんでいるところ(M字カーブと言われています)では、あるイベントが多く発生します。

「結婚と出産」です。

ちなみに各線の色が表している内容は以下のようになります。

2016-09-06_23h14_03

※内閣府男女共同参画局Webページ参照
女性の活躍と経済社会の活性化

結婚や出産による影響があることは当然の事ですし、むしろ日本人の総人口が減っている昨今、とても大切で重要な問題です。
将来的な労働力人口がいなくなってしまっているのですから。

結婚、出産をして職場復帰もすぐにできれば、いいのですが中々うまくいかないのが現状のようです。
なので、この女性の復職、再就職をしやすくするのにも助成金がされています。
例えば、「キャリア形成促進助成金(重点訓練コース)の中に育休中。復職後等人材育成訓練」というのもあります。
育児休業中。復職後・再就職後の為のスキルアップをサポートしてくれる助成金ですね。

今回このブログに書くのは母子家庭の女性を雇い入れることで活用できる助成金です。
他にも、「女性活躍加速化助成金」というのもあります。

女性の雇用をサポートする助成金として活用しやすいものとして、上に挙げた2つの助成金があります。
これらの助成金を活用して、女性が働きやすい環境を取り入れていけると良いですね。

インクループの男女構成は…

インクループは実は女性が多いです。
これは調べてみて驚いたのですが、社員、パートを含め16人中11人女性です。
なので、インクループは女性が支えている会社という事ですね。
女性にしか見る事のできない視点や繊細さ。
男性には持ちえないものなので、やはりとても大切な力ですね。
それは、努力では埋められず手に入れようと思ってもできないものだと思います。
なので、インクループは女性に(否!皆が)働きやすい環境で仕事ができる様に日夜男性陣も頑張っております!!

特定求職者雇用開発助成金の(母子家庭の方の雇用)

前回のブログにも少し記載しましたが、改めて…

助成額:最大60万円助成
※勤務時間20時間以上、30時間未満の場合は40万円の助成額になります。
対象:週20時間以上勤務している母子家庭の方
です。
この他にも細かい要件があり、下記の3つに該当する場合は対象外となるそうです。注意が必要です。

  • 代表者などの3親等以内の親族の雇い入れ
  • 雇い入れ前の3カ月を超える実習などの実施
  • 明らかに職業紹介の前から対象労働者の採用が決定していると判断できる場合

助成金の為の活動になってしまったらいけないという事ですね。

再三お伝えしますが、助成金はすぐにはもらえません!!
自分は過去にすぐもらえるものだと思っていましたが、まぁ長いです…

まずはハローワーク

で、この助成金を受けるためには申請書を労働局から入手する必要があります。
その申請書もただ連絡すればもらえるわけではありません。

まずは、ハローワークで雇い入れ登録というものを行います。
※ハローワーク以外でも雇い入れ登録をする事ができるようですが、弊社ではハローワークなので、ここではハローワークと記載しております。
これはハローワークで「母子家庭として雇い入れてもらいました」という証明のようなものですね。
これは仕事を紹介してもらった、ハローワークがいいみたいです。
「紹介を受けたハローワークでお願いします」
と助成金担当の方に言われました。
これを行う事で、労働局から申請書が届きます。
そして、その申請書を指定された期間内に書類一式を準備し、送付します。
ちなみに、どんな書類を準備するのか、まだ届いていないので分かりません…
この雇い入れ登録自体5月ぐらいには終わっているのですが・・・。基本的に助成金は待つことが多いです。
そして忘れた頃に連絡がきますので、十分に余裕を持って申請作業を行いましょう。

雇い入れ期間と申請期間

この期間は定められています。
なので、母子家庭全ての方が対象かと言うとそうではありません。

「雇い入れ」という言葉にあるように、まず雇われる必要があります。
この雇い入れ登録をする期間ですが、
雇われた日から6カ月の間にしなければなりません。
そしてこの雇い入れ期間後~2カ月の間に労働局から申請書を受け取り、提出しなければなりません。

この申請書と同時に同封する資料がいくつかあると思います。
そもそも短時間か短時間以外とで、助成額が異なる上そういった区分を設けられているので、タイムカードや賃金台帳と言った働き、給料を実際に支払っている証拠の資料は要求されると思います。
ハローワークでもらっている紹介状等はなくさない方がよろしいかと思います。
そういったものがすぐに準備できない可能性や、送付しても別の資料を要求される場合もありますので、時間に余裕を持って準備をした方がよろしいかと思います。

分からない時はハローワークへ問い合わせましょう

もし、この助成金の事でわからない点があれば、ハローワークの助成金担当の部署に電話をして確認することができます。

申請日の期間は意外と短いので申請期限を常に意識しておくようにしてください。
余談ですが、私のデスクの前の壁にはガントチャートにした助成金申請スケジュールが貼っており、1日に何度も期限を見て意識していたりします。笑

助成金を活用して、より良い社内環境の構築をしていきましょう!

参考資料

特定求職者雇用開発助成金
各労働局の代表番号

Thank you for reading my blog
See you next time
Have a nice day.

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